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3月の生活表より

 「春のつどい」の翌朝、今年初めて梅の木で自信なさげに鳴く鶯の声を聞きました。三寒四温という言葉がようやく、実生活とつながりはじめて来たのでしょうか。花粉の飛散とともに、身体のあちこちがむずむずしはじめて来ましたね。春風は私たちの心をくすぐりはじめています。そのくすぐりは、嬉しさや喜びに繋がるのか、不安に繋がるのか・・・。俗に春のイメージは「わかれ」「よろこび」と言われますが、「躍進」というのは如何でしょう。「喜び」と同じ意味合いではありますが、ただの喜びではありません。素晴らしい前進なのです。

 先日の「春のつどい」では毎年のことながら、子ども達の「飛躍」「躍進」が感じられる大切な行事の一つではないかと考えています。それはとりもなおさず、「成長」に基づくものです。卒園するお子さんの保護者だけではありません。嬉しさに、寂しさに目頭を押さえられる方々のその思いに触れさせて頂くことができました。それぞれの一年を振り返られる時、しみじみとその時、その時が思い起こされての回想なのでしょう。子どもがどれだけ大きくなっても、特に母親は、同じ場面を目の当たりにした時には、「あぁそうだった」とその時の我が子の姿を重ね合わせてしまうものです。我が子がどのように成長して行くのか、どんな場面で自分の力を発揮してくれるのか、小学校への準備は大丈夫なのかな、来年(再来年)の今頃には、○組として、今の子ども達と同じようにあんなに成長しているのかな、等々。それぞれの思いは尽きることなく、また親としての希望を途絶えさせることなく、将来への思いを続けていけるものなのです。

 ご両親が過ごして来られた成長の過程と同じように、あるいは異なったとしても、そこにはいつも誰かが守って下さっている。誰かが導いて下さっている。誰かが手をさしのべて下さっている。共に歩いて下さる人がいる。と考えればとても心強いですし、実際皆様の周りに目を向けられたら、必ずやそういう方が居られるでしょう。当園の子ども達にはいつも、そのような環境が与えられていると思うと、「何て幸せ」「何て素晴らしい」「何て感謝すべきことなのか」と思います。そして当園の子ども達は、同じ二文字でも「成長」というだけでない、飛び上がる程の喜び・前進・向上から自信へと。喜びを私たちに与えてくれるのですね。そのとき、私たちの忘れるべからずは「感謝」の二文字ではないでしょうか。お互いの「ありがとう」を素直にお互いに示し、お互いに喜び合えるのなら、何て嬉しいことでしょう。ご卒園・ご進級 おめでとうございます。各ご家庭のお一人お一人への神様のお導き、お守りに声をあげて「ありがとう!!」