昨夕からの雨が嘘のよう。夜9時に雨が上がるという予報。でも断続的に降る雨の雨脚の強いこと。明日はお日様マークだけど、本当に大丈夫かな? 夕方にメール配信させていただいたので、朝は少しは、気にせずに起床できましたけれど…。朝いちばんに勧修寺の畑に電話「もしもし、…で今日お世話になりますが…。畑の具合はどうでしょうか? 幼稚園の小さな子ども達なので、長靴が良いかと思うのですが?」大急ぎで電話口まで出てくださったことがわかる畑のおじさんの息。「そうですなあ、長靴の方がよろしいやろ!」と。早速、先生達はブルーシートの準備と、長靴収納のための準備。先生ももちろん長靴持参。保護者の方々には、お礼拝堂でお待ちいただき、子どもたちの準備ができたところで、ご一緒にお礼拝。2台のバス。1台は大型、もう一台は中型のはず??? でも2台とも大型。バス会社のサービス? それとも中型の手配ができなかたったのか? どちらでもいい。ゆったりとみんなが乗れるのだから。1号車にはpre-preと花組と赤組。2号車には緑組。お留守番のお母さんや愛先生のお見送り
「行ってきま〜〜〜す。おいしいお芋を掘ってくるからね!」
勧修寺農園について、pre-preと花組はお母さんやお父さんと手をつないで、坂を登ります。その道すがら、「秋」を見つけましたね。お野菜もたくさん見つけました。アキアカネのトンボがたくさんたくさん飛んでいましたね。山の上まで元気に歩けました。⚪️
畑のお兄さんが、ブルーシートの大きいのを1枚貸してくださったので、保護者と一緒の子ども達もご自分のレジャーシートは使わなくても良かったのですね。ご親切にありがとうございます。お兄さん。だって、毎年お世話になり、もう顔見知りなんですもの
ご自分の長靴をもらって履き替え、運動靴を袋に入れなおします。袋の口を結んで、出ないようにするのは自分の責任。自分のリュックサックのそばに置き、手袋をはめて、いざ! 芋畑へ。
一人3株づつ掘るんだけれど、芋畑はぐちゅぐちゅ。なかなかこんなベチョベチョを経験することのない子どもたち。さぞや楽しかったことでしょう。なかなかお芋を掘り出すこともできず。いつもより時間がかかりましたが、またとない経験。楽しかったですよね。長靴を履いているから安心して、ぐちゅぐちゅの中にも入って行けたしね。何をするにも、十分な準備が必要だし、準備をすると安心できるということを改めて考えさせられましたね。そして、その場その場の臨機応変さも、大切、大切ということもね。
掘ったお芋をビニール袋に入れ、汚れた手袋もその中に入れ、袋の口を結びます。お弁当を食べるところまで、自分で運びます。これも大切なこと。沢山掘れた人もすこし少なかった人もあったでしょう。でもみんな神様からのお恵み、畑のおじさんのお世話の賜物です。ありがとうをして、堀り、持ち、運ぶことくらいはあたり前。がんばれ! がんばれ!
さあ、お弁当を食べましょう。人と人が結ばれる。お母さんが結んでくださった「おむすび」をころりんと落とさずに、子ども達は、お母さんのその手のぬくもりを感じ、おむすびで結ばれて いただきましょう。しっかり神様に感謝してからね。
「いただきま〜〜す。」 そして、恒例のおやつ交換。今回からは、個包装のおやつのみのかえっこにしました。アレルギーのお友達のことを考えて。皆様ご協力ありがとうございます。何人とかえっこできたのでしょう。その度に「ありがとう」をしたかな?
さあ、探検に出かけるよ。なかなか畑の中を歩くなんてできないから。そして、すぐそこまで来ている「秋」を見つけなくっちゃ! お芋掘りをしているところには、掘りやすいように(株が分かり易いように)葉っぱや蔓は全部取ってくださっています。団先生が見つけてきた長〜い蔓を使って、花組さんと縄跳びをして遊びましたね。昔は、ご飯の中にも入れて炊いて食べていたというものらしい。私たちは知らないんだけれどね。ひいおばあちゃんにお聞きするといいかもね。
とっても綺麗な山葡萄のグラデュエーションの色。なんて綺麗なのでしょう。誰がこんな素晴らしい素敵なものを作ってくださるのでしょうか。そして、聞き耳頭巾の昔話ににでてくるのよね。みんな知っているのでしょうか? また、リュックのそばには、閻魔コオロギも飛び出してきて、おとなしく園長先生に捕まえられちゃった。沢山卵を産みますようにって、逃がしてあげたけれどね。
お時間まで、それぞれ思い思いで遊んだ後、バスまで大移動。
お膝の痛い園長先生はチャプレン先生のお車を運転して、下まで降りました。赤組さんのお芋と、みんなの長靴を乗せて。
緑組さんごめんね。頑張ったね。自分の掘ったお芋はリュックサックの中に入れて、下まで運べたんだから。さすが!でしたよ。来年春からの重たいランドセルも持てそう、大丈夫そうで、安心しました。
おかえりなさい。畑のおじさんからのお話を一つお聞かせしましょう。掘ったお芋は、すぐビニール袋から出して、新聞紙の上に広げ、土が乾ききるまでそのまま干しておくと、美味しいお味のお芋になるそうですよ。
食べるのに2日ほど置いておくと良いとも言いますね。どんなお料理になるのかしら?
今日、時折吹く風は ひやっ! とするくらい寒!と思った時もありました。これからひと雨ごとに気温が1度下がっていくだろうと言われるようになります。季節の変わり目体調に気をつけましょうね。咳や発熱、そろそろお目見えです。くれぐれもご用心を。
楽しい一日のお芋掘りのご報告でした。おやすみなさい。みなさまお疲れさまでした。