天気予報では、晴れに向かうという。でも、朝から雪がちらほら、時雨れたりくもまからお日さまが覗いたりとしばし定まらないお天気。昨夜に降った雨の為に園庭のあちこちには水たまり。朝早くからお父様方が来てくださり、そうこうしていると担当の方々と共に小学生も登場。幼稚園時代に戻ったように、せっせと力強くその水たまりや穴が埋められていく。こひつじの会の会長やお父さんの会の世話役等のご挨拶の後、段どりが説明され、チャプレン先生によるお祈りで手際よく準備が進められる。
聖護院八ツ橋さんからの餡を丸めて餡もち作りを皮切りに35Kgの
お米が蒸され、撞かれていく。子ども達も緑組・赤組・花組の順番に撞き、丸めていく。途中勢い余って飛び上がったお餅も。「ひや〜〜!!」とでもセーフ。みんなて周りをガードして用心用心。無事、あとのきなこもち・いそべ・おろしもち・お雑煮用の白もちが出来上がりました。
緑組は白蒸しを一口づつ食べてみる。なかなか家庭では味わえない。お赤飯を食べたとしても、わざわざ白蒸しを作られる事はないでしょう。一つのものが出来上がる家庭を味わってみる。出来上がりだけではない。何でも必ず過程があって出来上がるという、感謝につながる大切なものを目で見て舌で味わう。きっと大きくなっても忘れることはないだろうなあと思っている。近くにいた小学生の女の子も燕 (つばくろ)の子どものように口を開けて待つ。可愛い!学校では味わえないよね。食べさせてあげる。おばあさん鳥から。
そして…みんなで丸めたお餅や美味しい焼き芋が配膳され、お餅代キングの準備が進められている頃、最後のお餅へ。それは伸し餅。バジル・七味・ゆかり。これは、お休み明けに切ってもらって、それぞれにお配りいたします。とても美味しいんです。お楽しみに。
小学生もお父さんお母さんも、そして、未就園の子ども達は少し早い目のお昼をいただく為に、教会会館の方でお母さんと一緒のお昼を。それぞれの場所で、美味しいお餅昼食をいただきました。みんなの力を合わせて作り上げたお餅つき。
さらに、喉を潤して下さった美味しいすまし雑煮と京都ならではの白味噌雑煮。美味しかった!!作って下さったY(兄、弟)くんの お祖父様。ありがとうございました。プロの手が入るなんて本当に贅沢なことです。
美味しいお餅を食べていただきながら、恒例の自己紹介へ。皆様それぞれにお顔馴染みになられ、「食を共にして、話をし、交わりを深める」これぞ人間関係の基本の基本で大切な出会いの場なのですね。皆様本当にありがとうございました。もう、何年続けていただいているのでしょうか。年々受け継がれて、その時々に合わせて新たな知恵を生み、次につないでいく。なんて素晴らしいことなのでしょうか。本当に皆様お疲れ様でした。ありがとうございました。
また火曜日に!