お礼拝堂での練習

冬に戻った今日いち日。足元からどんどん冷えてきました。でも、事務所前の駐車場の片隅では、沈丁花の花の蕾が赤紫になって膨らんできているではありませんか。かつて40年ほど前、卒園式になったら、卒園生はこのお花のひと枝をコサージュにして胸につけてもらっていました。それは、この花は挿し木ができるため、卒園式が終われば、それぞれの家で挿し木をして大きくするということで、幼稚園のひと枝がどんどん広がっていき、幼稚園やお友達のことを忘れないように、との思いだったようです。でも、今はもう行っていません。花の香りが強くアレルギーのある方にとってはとても辛い香りへと化すのです。大人のみでなく、園児の中でも鼻炎を持っているお子さんがあります。先生も保護者の方々の中にも。なので残念ながらやめてしまったのです。幼稚園の卒園を振り返ると「思い出」となるものはあるのですね。その一つは、「思い出の声」のCDです。 かつては小さな円盤レコードからソノシートへ、そしてテープへ、そして今ではCDへと時代とともに変化してきたものです。そうですね。時代とともに変わっていくこと、変わらざるを得ないことがあるということなのです。真髄は変化させてはならない、でも、全てにおいて変化を視野に入れて、変わる工夫をしていかねばならないこともあるということを、私たちは、今を生きる子ども達をお受けしているということの認識をしなければならないと思っています。そんな今を生きる子ども達の緑組さんがもう少しで卒園です。今日は2回目のお礼拝堂での練習をしました。2回目だけれど、所作はもう大丈夫。歌がまだ覚えられていないのですね。上手になったら、CDに入れて頂きましょう。その内容はお楽しみです。直接の当事者でない花組さんと赤組さんはちょっとしんどくなりますね。でも、あなた達も2年or1年なんてあっという間に過ぎていくのですよ。毎日を大切にしようね

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