自分で守らなくっちゃ! 大切な命

f:id:encho-sensei:20170530201418j:plain f:id:encho-sensei:20170530201421j:plain 今朝、あまりの暑さ、そして今日は最高の気温になるとの予報。ひつじのおにわの木々たちもさぞや暑かろうと、水撒きをしていて、アーモンドの実が少なくなっているなあ、なぜ?と思いながら上を見上げると、もう、びわの実はほんのりと黄色くなっているではありませんか。30年以上も前の卒園生がお弁当のデザートに持ってきたびわ。その種を「埋めてもいい?」という言葉「いいよ、好きなところに埋めてきてごらん」それから、10cmほどの背になった時に日の当たる東側に植え替えて今になっているのです。10数年前から実が成り始めたものの賢いカラスに食べられてすっかりなくなったり、だから今年は袋をかぶせてみようかな?と話していたのです。T先生と。せっかくの美味しいびわだから大切にしなくっちゃ。

そんなふうに思いながら、朝みんなをお迎えしていると「園長先生、今日は消防自動車が来るの?」「どこが燃えるの?」「今日は本当に燃えるんじゃないよね?」と矢継ぎ早に質問。「消防自動車もやってくると思うよ」「どこから火事になるのかわからないけれど、今日は火事になったつもりで、逃げる練習をするよ」・・・。さあ、消防自動車が来るということで、その時間が来るまで胸の高鳴りは抑えられない様子。ひとりだけでなく、男の子にとっては、何人もがそう思ったことでしょう。10時に予定通り、「ジリ ジリ ジリ…」と。2階の子供達は新しいおままごと部屋からの避難経路を通って螺旋階段を滑り降り・・・?! なかなか降りてこない?? すると暑くてみんな汗をかいていて上手く滑られない状態! せっかく今日のためのプレ予行練習で滑る練習をしたのにもかかわらず・・。こんなことが本当に起こったら、えらいことです。また明日にでも滑りにくくなっている時にはどうしたら良いのかを練習しなくっては。先生たちの良い経験でした。皆さんごめんなさい。

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滑り降りたり、ホールから出てきた子ども達は、桜の樹の下に集合。それぞれのクラスの人数を確認。最後にホールを出てくる先生は、トイレや、見えないところに残された子どもがいないかの確認。全員集合。完璧! OKです。とても上手でした。

そのあと、消防士のお兄さんからお話を聞いて、ホールへ。火事を起こさないために、起こった時にはどうしたら良いのか・・。 DVDを見せてもらっている間に。先生達は園庭で,講評を受けることになりました。子ども達はK先生とホールで。

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お日様に向かって整列していた先生達は、暑くて暑くて。その様子に気がついてくださった隊員の一人が樹の陰に移動を促してくださいました。そして、すでに経験済みですが、先生達一人づつ、三人一組で、今日も消化器の使い方の実地講習を受けたのです。中は訓練用に水が入っています。先生達みんな頑張りましたよ!

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そのあと、ホールで質問大会。「1日にどれだけお仕事をするのですか?」「消防士さんのお洋服はどんなふうにして着るのですか?」等々。子ども達って不思議と思うことを素直に質問できるのですね。まして、自分の大好きなことになれば。そこが大切なんですよね。好きなこと、面白いことに関心を寄せて、「あれ? なんで?」と思うことが。花火をする時の注意も教えてくださいました。

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消防自動車を心待ちにしていた子ども達。礼拝堂の入り口の石段に腰をかけて、皆さんをお見送りしました。4人は消防自動車へ。一人はバイクで。すると「どうして、一人だけバイクに乗るの?」と。すると、時間差をつけて情報を収集しながら現場に向かえるようにとのこと。プロの方々のお話を聞きながら、それぞれの持ち場でのそれぞれの処し方があるものだと関心するとともに、皆さんのおかげで、私たちが守られているのですね。ありがとうございます。皆さんお疲れ様でした。

お:おさない。は:走らない し:しゃべらない これを守って逃げましょうね。