今日はお母さんのお勉強

今日は幼稚園協会の市 PTA連合会後期総会がありました。当園から4人の保護者が参加されました。お話の内容は、乳幼児期にとって脳発達を促すことは何か、何が大切なのか。親子の関わり、特に10分で良いから一緒に遊ぶこと。そうすることで、親の心が安定する、子どももムチャをして親を困らせ、気を引くようなことをする頻度が減少する。お手伝いをさせ、一緒に食事(ex.パンケーキ)を作ってみる。絵本の読み聞かせの大切さは、ひいては読書好きの子どもに繫がる。等々、様々な調査、データーを元にお話してくださいました。そして、スマホへの関わりはただただ道具として使い、いろんなアプリをとって何時間も継続使用をしない。ライン(スマホ)の使用は1時間を限度にするのならまだ良い。スマホと勉強時間、睡眠等との時間配分が、成績(平均点の取得)に影響を及ぼすなど。またこひつじ通信でご報告いただくのでこれだけにしておきたいと思いますが、乳幼児の人差し指が、いとも簡単にスライドしているのを見ると、感心するのと同時に、今後 AIなどの使用頻度が上がってきたら、人との交わりは薄れ、相手の心がわからなくなり、脳の活性もなく、表情も暗く、目の輝きも失われていくのではないか・・と、今日のお話を聞いて恐ろしくなりました。脳の状態が、心の動きとどのような関わりを持つのか、ますます研究も進んでいくことでしょうが、私たち大人が、しっかりとした方向性を持って、価値観を表して、大人も我慢をして過ごすことも必要になってくるのではないでしょうか。今、我慢というふた文字がどんどん失われているように思います。楽しければいい、自分のことだから。でも、人と過ごす社会なのです。私たちの日々を本当に真剣に過ごすことにより、今後日本を、世界を牽引する子ども達をしっかり見守っていく必要がありますね。親は子ども達のために、何を残していくべきでしょうか。様々な考える機会を得て、自身もしっかり考えたいものです。

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