ちっちゃな命・・犠牲と学び

今日は真夏日になって、とても暑い日になりましたね。それでも子ども達は、お庭に出て遊びます。今時のお陽さまに当たりすぎると紫外線が・・・と言いますが、これから成長していこうとする子ども達にとっては、ビタミン Dの摂取にお日様はなくてはならないものですね。骨の成長を大いに促しますものね。大人だってそうなんです。お日様に当たらずして、食材や、サプリメントでの補給なんてとんでもないのかもしれません。神様がお造りになった大切な大切なお日様を、いっぱい取り入れて強い体になるよう促してあげたいと思います。

そんな中、昨日お菓子を入れていた小さな穴をチェックしに行った子ども達。「お菓子がない!」と。全てをアリが運んで行ったのでしょうか? それとも違う何者かが持って行ったのでしょうか? 不思議なことです。その不思議を子ども達は、興味に結びつけていろんなことをしてみようと思いますね。餌を置いて、アリがどうするのかを観察してみる。角砂糖やお菓子に食らいついているアリがどうするのかと、そのお菓子を動かしてみる。はたまた、アリの口は何処なのだろう? 足は何本? どんな風についている? 何処がお腹? と見て、触っているうちに、アリの体を分解してみたくなることも出てくるでしょうね。ファーブルさんみたいに、アリが行列をなして一生懸命餌を運んでいるその道に、あえて物を置いて分断させて、アリがどのような行動をするのか観察してみたり・・と。子ども達が「不思議」と感じるその感性は、時には、命の犠牲も生まれかねません。神様からの命の息をもらったんだけれど、「ごめんなさい」というときもあることを大人は知り、時には容認もしなくてはなりません。「かわいそう」と「すごい! 解った!」と納得できることは相反することでもありますね。さあ、子ども達は、お庭で、道路で、山で・・何を発見し、何を学んでいくのでしょうか? 長い目広い目で、子ども達の成長を見守っていきましょうね。

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f:id:encho-sensei:20190523202600j:plain f:id:encho-sensei:20190523202603j:plain いろんな食べものを置いて、アリの反応を試してみました。

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緑組も赤組も、久しぶりに分級で本の読み聞かせをしてもらいました。みんなが集まっての読み聞かせと各学年に応じた読み聞かせの違いを大切にしながら、各学年の成長を助長していけるようにしたいものです。

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緑組は教会会館へ行き、「電信線に3、4羽のツバメがとまってチビ、チビ、チビ・・       

お腹は白くて雪のよう。そんなツバメをつくってみましたよ。そして、赤組さんは、朝からの実験から、絵本を読んでもらって、アリさんを作ってみることにしました。まだアリさんの体はバラバラなんだけど。出来上がりを楽しみしてくださいね。

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f:id:encho-sensei:20190523202718j:plain 見て、聞いて、作って、可愛がり、命を大切にに思うこと。何よりも大切なことなのですね。自分の命とともに、人の命、神様がお造りになられた命をお互いが守るということは。そんなことをしっかりと把握している子ども達。また明日も楽しもうね。お散歩に行って何を発見しようかな? 大切な頭を守る帽子を忘れずに。