練習を重ねれば大丈夫だよ。

今日は、運動会まであと1回2コマのジャンピングの日。いろいろな練習が進んでいく中、職員室から内線電話。「ちょっとホールへ来てもらえますか?」と。花組と赤組は、お天気になってきたので、屋上で合同練習。その間、緑組は組体操の最後2ポーズを練習していたのです。どうすれば良いのかな? それを実行するために誰にしてもらうのが良いのかな? 足腰がしっかりしている人が土台にこなければ危険です。上に乗る人は、バランスが良くなくてはなりません。体格の様々を3人の先生で考えて、一件落着。本番も先生は必ず子供たちの後ろに控えます。そして、波を構成。右手が上でクロス。隣とつなぐ。隣と肩を合わせる。頭に触れられたら前かがみ、背中を触られたら身を起こす。と波の動きを表現をするための基本動作の練習。でも、なかなかうまくいかないなあ!? お友達の順番の入れ替えを行ったり、職員室にいた先生二人にも入ってもらって、7人の先生で、見本を見せることにしました。どうもイメージがわかないのかなあ? と。何度も、何度も練習をしていると少し、波の形になってきました。ここだ!! 「そう、上手になってきたよ。その調子。隣の人が屈んだら自分、隣の人が身を起こしたら自分・・」と理屈で入っていくことがこのクラスの大切な所なのか。一つ一つの活動、例えば鉄棒、縄跳び、跳び箱などができる確率はとても高いとの話。でも、心を合わせて一つのものを作り上げていくことに今一つ自信がないようですね。U先生が説明しておられる時、よそ見、両足がしっかり床に足裏が付いていない・・・。ちょっと心配だなあ。でも、子ども達にとって初めての経験。自分だけではどうしようもないということの学びをすることで、どうしたらできるんだろうと考える良い経験になっていると思います。来週のジャンピングを待たずに、ちょっと練習を重ねてみましょうね。先生たちが波のデモンストレーションを行った時「先生たち上手だった?」「うん」「それなら、拍手をしてくれない?」「ありがとう。あなたたちだって、懸命に練習を重ねたら、きっと上手になれるはず。お客さまがたに褒めていただく、手を叩いていただくために頑張ろうね」と叱咤激励したのです。何事にも得手不得手があります。でも、様々な経験を通して、成長した暁には自分の得手を伸ばしていけるように、今、いろんな経験をして欲しいと思います。その経験の出会いによって、将来自分のしたいこととの出会いがあるかもしれないからです。端から「いやだ!」「嫌いだ!」と思ってしまわずに。ちょっとでも真剣に参加して欲しいと思った次第です。さあ、明日から、ちょっと園長先生も入って練習をしてみようかな! 本番をお楽しみに!

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