昨日よりはほんの少し冷たさが和らいだかしら?と思っていると丸太町通りにトラックが止まっているのを発見。真正面で何が行われるのかと思いきや、梯子をはさみを持って数人の作業服を着た人が・・。見てください。電線に引っかかっている銀杏の枝の剪定なのです。登園してくる子ども達は、上を見上げて釘ずけに。本当に子ども達って素晴らしい!大人が釘ずけになっていたらちょっとおかしな姿かも知れませんが、、、
「なんで?」「なにしてはるの?」「わあ、落ちてきた!」 寒風の中に立ち尽くして見とれているんです。「銀杏さんが大きく伸びて、枝が電線につっかえているから枝を切ってはるの。」と説明。「あなた達も髪の毛が伸びてきたら、散髪屋さんへ行って切ってもらうでしょ!それと同じで、電線にかかっていたら、電気に迷惑やからね」と話しているうちに、「おかえりを楽しみにして、どんな風になったかを見てちょうだい」と中に入ってもらったのです。何人もが上を見上げる姿は、面白いですね。「何、何、何!」という感じで。登りたそうにしているKくんも。「園長先生も本当は登ってみたい気分、ちっちゃい時はお兄さんと一緒に木登りしていたし」と同じ気持ちで仲良くお話ししていたんですよ。
ところで、
朝、お庭で遊ぶこともなく、自分に与えられた楽器の練習に緑組は余念がありません。楽しんで取り組んでいます。そうなんですね。合奏は、自分の練習のみではなく合わせるということが大切になってきます。ちょっとピアノ伴奏をしてあげたのですが、そのあともピアニカと木琴の合同練習をしていたのですが、ピアニカが大急ぎのテンポになって、合いません。「あのね、気持ちがあってない。ピアニカの人は吹いているから喋れないけれど、xylophoneの人がミードミードミードレ レミファレーミドーレ・・と歌ってあげてごらん。そしたら合うようになるから」とちょっとヒントを与えて去った園長先生でした。頭の後ろで、歌いながら練習しているのが聴こえてきて、おお、やるやる!と思ってほくそ笑んでいたのです。当日を楽しみいにしていますよ。
今日は2月初めの水曜預かり。何やら実験だって! 今日はちょっと覗いてみましょうとご一緒しました。水から氷へ(水を張ったバットをフリーザーに入れて)、食感(甘い、辛い、酸っぱい・・)を舌で感じ、目隠しをしていろんな音を聞き分けたり、色板を使って目で見て色別、大きさ別、形別などに分別したり、3つのヒントを一つにまとめてそれを言葉で表す(ex.白くて大きな三角・赤い小さな丸etc.)ことを経験してみたり、そして、「お鍋に少し水を入れて火をつけるとどうなる?」「お湯、湯気が上がる」とそしたらお鍋の底にある水は、グツグツと煮え立って泡立ってきています。こんな風にお鍋の中を覗かしてもらったことはないかもしれませんね。火傷するからと。でもお母さんが付き添って、どんな風になるのかを見せてあげると、「熱い!」ということもわかるので、返って火傷するには至らないかもしれないのです。でも必ずお母さんと一緒が約束です。それから、フリーザーからバットを出してみると、なんとうっすらと氷になっていました。みんな触ってみて、それに昨日からM先生がフリーザーに入れて準備してられた氷はなんと分厚くってカチンコチンになっていたのです。それもみんな触ってみて、「幼稚園ホールでスケート遊びしているみたいやね。9日からの平昌で行われるオリンピックのスケートリンクの氷はこんなに硬いのかなあ」「T先生にオリンピックのこと聞いた」と話す子ども達。さあ、今日1日で、子ども達の頭の中にはいっぱいの情報がインプットされましたね。明後日からのオリンピックも楽しみになってきたのでしょう。また、表の銀杏も散髪してもらったことで、暖かくなればかわいいちっちゃな葉っぱが生まれてくるでしょう。春になったら幼稚園にもちっちゃなお友達を迎えるように。緑組さんも今度は一番小さな1年生ですものね。
そしてね、4月から東京の大学に行くからと幼稚園に報告をしに来てくれた卒園生も1年生に。そして、今日の水曜のゲームに参加させてもらって昔を思い出しながら楽しんで帰ってくれました。よく来てくれました Nちゃん東京へ行っても頑張ってね。お野菜の研究をするんだって。美味しいのを作ってね。持ってきてほしいな!!待ってるよ。