今年度最後のプール

昨日は、4日に襲来した台風21号のために、葉っぱのプールになっていましたが、今日、今年度最後のプールをさせてあげようと、先生たちはみんなで協力して大掃除。

ほら、きれいになっているでしょ?  花組さんは、教会会館でとっても楽しい事をさせてもらってから、ほら見てください。プールの色の水色のように、手のひらが真っ青担っています。それを洗い流してもらってから、プールへ。今まで入れなかったお友達も今日は、ほとんどのお友達がプールの中に入る事ができました。最後の最後によかったね。赤組と緑組もプールに入りましたが、その前に、お礼拝。その時、今日は、特別のお祈りをしたくて園長先生も一緒に加わりました。それは、もちろん台風21号の事と、夜中3時過ぎに起こった北海道の大地震のためのお祈りです。 S君兄弟のお母様のご実家、園長先生の1歳下のかつてのマリア幼稚園の先生が旭川に。ラインでお尋ねすると、全土の停電。かつて酪農をされていたその先生のお宅はポンプでくみ上げ水道にしているために、通電できなくては水を汲み上げられないとのこと。断水状態。そんなこんなで、災害に遭われた方々の一日も早い復旧を祈り、その後、子ども達にいろいろ説明をしました。「私たちは幸せだね」「お水が出なかったら」「電気が使えなくなったら」、「お風呂に入れなかったら」「信号が動かなくなったら」等々、子供なりに知恵を絞って一生懸命考えていました。自分だったらどうしてあげられるのかな?と。喧嘩ばっかりしていないで、、、 わがままばかり言っていないで、、、 遠い所なのですぐには助けに行けないけれど、私たちにできる事。それは、寝る前で良いから、気のどくな人々の事を思い出して、一日でも早く元気になられるようにお祈りしてみましょう」と。

京都もたくさんの被害があちこちで出ていましたが、厳しい状況にはならなかった事に安堵いたしました。とにかくみなさんお気をつけくださいね。 

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それぞれのクラスで、プールを楽しんだ後のお帰りのとき、お兄さんとお姉さんがやってこられました。はてさて・・・。そう、いつもお世話になっているお兄さんとお姉さんが、プールを片付けに来てくださったのです。そろそろ「さよなら」の声をかけようかと思っている時でした。おかえりを促そうとしたのですが、いや、ちょっと待って。これはまたとないチャンスだな。子ども達にその解体の様子をみさせてあげようと。入ったらいけない所に線を引き、お兄さんが懸命にネジを外してられるのを、覗き込んでみている子ども達もいれば、ログハウスの上から観戦するがごときに綺麗に座って、その様子をみている子ども達もいれば(小さい人に席を譲っている姿もあるんですよね。嬉しい!)ネジをなくさないように集めてくれているお友だちもいれば、、、。『ほら、ご覧 一枚外れたよ。みんなで何枚になるでしょう!「6まあ〜い」と。すると、お母様方は、「へ!? どこに運ばれるんですか?」と。「教会会館の裏のメリーちゃんのお部屋をでたところです。」とお答えすると、「え、あそこに!」と初めて、認識いただいたようでした。子ども達にとっても、こんな風につながったり、外したりして出来上がっているんだなんてきっと思った事がなかったでしょう。とても良い光景に出くわしました。そしたら、園長が心密かに思っていたことが以心伝心となったのでしょうか、なんて嬉しいお申し出! 「ログハウスを戻しましょうか?」と。たくさんのお母様方と、一人のお父様と、チャプレン先生と、先生達とそして業者のお兄さんとお姉さんにもお手伝いいただいて、「1、2、の3 よいしょ!」と力を合わせて持ち上げると、すっと地上を離れ動き出しました。それから方向転換をして、今までの位置へ。みんなで手を叩いて「ありがとうございました!」 何て素晴らしい。昨日の嵐の後のお掃除もそうですし、今日のこのお手伝いもそうですが、みなさん、子ども達を思ってこそのこの嬉しいお助けなのですね。本当にありがとうございました。その姿をみていた子どもたちの目にも、「あんなに重たいものが、みんなの力を合わせると、あ風に動かすことができるんだ。ぼくたちのために、お母さん、お父さんありがとう。」と思ったのに違いありません。とても大切な嬉しいみなさんのお心に暑く感謝申し上げます。

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