今日は緑組を追ってみました。朝から、この1年間にお世話になったジャンピングの最終日。保護者の方の参観日であるとともに、赤組さんの見学の時間。4月からは君たちがお世話になるんだものね。先輩の取り組みを見せてもらうためです。
基本運動から、マット運動へ。そして跳び箱へと40分は瞬く間に過ぎて行きました。運動会の組み体操で保護者から大きな拍手を頂きました。そして、今日、年度最終の時間を参観していただいて、子ども達の取り組みに拍手し、懸命に取り組んでいる、楽しんで取り組んでいるそんな姿を褒めていただきました。宇野先生に「1年間、体操を教えてくださって、ありがとうございました。」と全員が声を揃えてお礼をお伝えしました。そして、来てくださった保護者の方に、また応援してくれた赤組さんにも「ありがとう」をした後、感謝の花束をお渡ししました。そして宇野先生を囲んで記念撮影。みんなよく頑張りましたね。宇野先生からも「学校に行ったらもっと難しいことに挑戦しないといけなくなるけれど、頑張ってください。」と。たくさんの写真を写してみました。重複した場面もあるかもしれませんが、今日、参観にお越しになれなかった保護者の方々にもできるだけ見ていただきたいと思い、写しましたので、ご覧くださいね。
そして、今日はみんなでいただく「あーすきっちん」のお弁当がおしまいでもある日なのです。子ども達は思い思いに「あーすきっちん」さんへありがとうのお手紙を書きました。そして、確かにお渡しいたしましたよ。「楽しみに読ませていただきます」とおっしゃっていました。また、そのお弁当箱を毎回洗ってくださった A先生と D先生に、「お弁当箱を洗ってくださってありがとうございました。」と緑組全員で事務所にやってきました。
それから、今日はまた緑組にだけの特別の時間がやってきました。それは、大斎始日(灰の水曜日=ash wednesday)といって、イエス様が十字架にかかられ、三日後に蘇られるイースーターまでの40日間の初日なのです。毎年春分の日に近い満月の日により定められているために、イースターの日は異なりますが、十字架にかかられたイエスさまの苦しみを思い、イエス様がロバに乗ってイスラエルに入られた時に、みんなが棕櫚(parm tree=手のひらのような葉)の葉を手に手に持って、イエス様を大歓迎しました。その棕櫚の葉で作られた十字架(イースターの時に新しいものを作ります)を1年後の始日に燃やし、灰にしたもので額に十字架を書いていただくのです。「優しい子どもなりますように」と。緑組の子ども達は、チャプレン先生のお話を懸命に聴き、先生が書かれたイコンの絵(十字架にかかられたイエス様)をじっと見つめ(小礼拝堂にありますのでご覧ください)、質問をし、その絵を触り、クリスマスの「まぶね礼拝」でお祝いしたイエス様の誕生と重ね合わせて、イエス様の生涯を子どもなりに感じ取ったのではないでしょうか。♫「サント サント サント」の歌を自ら口ずさむ緑組の子供達。神様のお話、歌、絵を通して、心に深く植え込んだ緑組の子ども達の姿に感激したその大切な時間でした。どうぞ、それぞれのこれからの道をも守りお導きください。
みんな優しい子どもですよね。たとえ喧嘩しても。
今日いち日、とても良い時間になりましたね。この幼稚園で育てて頂いた心。大切に。