雲の多い1日でしたね。夕方から雨が降り始め、夜にはしっかりと雨降りに。でもおかえりの頃は晴れていて、30分間のお庭での遊びを、汗をかきかき楽しんでいましたねさあ、明日から10連休。じいじとばあばのところへ行く人、旅行に連れて行ってもらう人、近場で大いに楽しもうとしている人。みんなそれぞれでの楽しい連休をお楽しみくださいね。そして、5月1日は、どうぞ、テレビでの放送に子供たちも招き入れて、時代の変わるその時を共にしてください。今度会う時は、「令和」になっていますものね。昭和・平成・令和と幼稚園の中には、3時代にまたがっての子ども達をもうすぐお受けすることになるのですね。優しい、穏やかな日々であることをお祈りしましょう。
さて、朝の登園風景。自分の弟を一生懸命お世話する赤組のお姉さん。ついこの間まで赤ちゃんだったのにね。みんながお世話してもらっているうちに、こうしてお世話のできるお姉さんになって行くんですね。なんとも自然な風景で、嬉しいです。また、昨日までお母さんに抱っこしてもらっていた花組さんが、決意を新たに「行ってきま〜す」とお友達と一緒に園内へ。いくらお母さんと約束しても、なかなか離れられなかったのに・・。自分で行く!と決めたらできるなんて何て素晴らしいんでしょう。長い連休明けもその調子でね。昨日、赤組と緑組で作っていたお飾り。壁には、イチゴが、天井から藤のお花が垂れていました。季節を感じながら、このお休みにちょっと山間へ行くと木々の間から綺麗な藤のお花が見られることでしょう。何も遠くへ行かなくても、ちょっとお散歩すると神様がお造りになったものをいっぱい発見し、見つけるでしょう。
もう一つ季節を感じること。それはツバメの飛来です。4月始め頃より飛び始めていましたが、そろそろ本格的に卵を産むための巣作りが始まるのではないでしょうか。基本昨年使っていた古巣へ戻ってきて、空き家を補修して卵を産むのですが。家の形態も変わってきて、巣作りがしにくくなっているのは気の毒ですね。そんなツバメのお話を H先生から素話できき、みんながツバメに変身して飛んでみましたよ。本当のツバメのように真っ黒なシャツをきていた男の子も、本当のツバメのようにカッコよく、まずは飛ぶ練習に始まり翼を動かす練習をして、それ!と飛び立ちます。なかなか飛ぶ練習をしなかった吾郎ちゃんが、カラスにつつかれそうになった時、空を泳いでいる鯉のぼりに助けてもらって後、一生懸命飛ぶ練習をしてお母さんやお兄ちゃんたちに迷惑をかけて「ごめんなさい」をして許してもらったというお話でした。お話を聞いている間もツバメに変身して、座りながらに腕を動かして飛ぶ練習をしていました。子供達が成り切るっていうことの大切さと、素晴らしさです。これも子供達の大切な経験の一つです。そして、今度、道端で本当のツバメに出会った時には、このお話が脳裏から呼び覚まされてくることでしょう。季節=今の大切さです。
その後に、今日は避難訓練の日。赤組のガス湯沸器から火が出たという想定です。子どもたちは上履きと靴下を脱いで裸足に。先生の声掛けに、手マスクをして、綺麗に並んでお庭の桜の樹の下に逃げました。先生は人数の確認です。
練習の後は、綺麗に足を洗わねばなりません。裸足で土や砂の上を歩くのが苦手だった子どもたちも、ずいぶんできるようになりました。お庭のたらいの中に足を入れて洗います。足の甲の上に足を乗せてこすって洗うことはなかなかできませんね。また大きなバスタオルで、自分の足を拭くこともなかなかしにくそうでした。お風呂から上がった時には、どうぞ、自分でできることをさせてみてあげてください。急かさず、様々な練習をするとても良い機会かもしれませんね。この連休は。ともかくお元気でお過ごし下さいね。
今日のおかえりは、たくさんのお手紙とともに、各自が丹精込めて作った「鯉のぼり」です。ツバメの吾郎ちゃんが、帰る道道、鯉のぼりの口から入って来なかったでしょうか。今頃は、お家のどこかからみんなの寝顔を見ていてくれているかもしれませんね。
どうぞお元気で、有意義なお休みをお過ごし下さい。