地震訓練とご褒美

今年はじめての防災訓練。今日は地震発生という設定。お礼拝の最中に・・・!

急ぎ椅子の下に頭を突っ込む子どもたち。なかなか素早い!そして、礼拝堂の前まで移動。「なんでお礼拝堂のところに行くの?」「だって、お礼拝堂も地震が来ても隠れられる強い建物になっているから・・」と答えました。礼拝堂前で人数確認。ホールに取り残した子どもたちがいないかの確認です。幼稚園の建物も耐震の建物にしてあるけれど、先生の指示に従うことや走らず、でも素早く場を移動することの訓練です。先週日曜日に緑組は、京都市の消防出初式のパレードに「幼年消防クラブ」として参加しました。レスキュー隊の活動、車の中に閉じ込められた人を助ける隊員の方など、昨年とは異なる迫力ある出初式でした。最前列のかぶりつきに観覧場所を設定してくださっていたこともとても良かったです。

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今日の訓練の時に子ども達に3つのことを伝えました。

①上手に逃げるためには、訓練が大切であること、消防士さんのように。②京大の学生さんの実験について、それはHightwayを走っている車に震度7震度5の時の事故の確率についてのお話です。震度5の方が事故が起きやすいという研究結果が分かったと朝のニュース。震度7の時には、ドライバーが地震と感じたからブレーキを踏み始めたが震度5ではブレーキを踏んだ人が6割とのことで、車間距離によっての追突が起こったというものです。どこにいても地震が感じられるといいのにね。運転気をつけるようにお母さんやお父さんに伝えてね。③南海トラフにおけるスロースリップが確認されたというもの。徐々に動いているプレート。「海の中の岩がゆっくりユックリ動いているんだって、大変だね」など話して聞かせると、本当に子ども達は真剣に聞いています。「今日の訓練の時にみんなにお話ししてあげようと思ったんやね」と。だから頑張って訓練しようね。「今日の訓練はおおまるでした!!「じゃ ごほうびあげよっと!」[ええ? いつもそんなんくれへんやん なんで!」と返ってくるではありませんか。そうですよね。でも、ホールへ帰ってから「実は、昨日とっても嬉しいことがあったんやね。ピンポ〜ん! と。愛先生が出てくれはったら茶色の箱が届いたんやね。一緒にあけてみたら、ひぃや〜〜、うれしい! はてなんでしょう?」おかしの様々を答えてくれる子どもたち。そらそうかも。幼稚園でのご褒美はお菓子かもね。5、6人が次々答えてくれましたけれど・・「じゃ、本当は何が入っていたのか、一番よく知っている人に答えてもらいましょう。Tくん。」「お野菜です!」ピンポ〜〜〜ん!! そうなんですとっても新鮮なお野菜をいただきましたので、今日は送ってくださったおばあちゃまに感謝をしながら、子どもたちのためにほんの一口のほうれん草ソテーをご褒美にしたのです。ほうれん草と人参とミンチを入れて塩胡椒。ただそれだけなんですが、お野菜が新鮮だったことと皆んなで食べると美味しいよね。と嬉しい、幸せな時間を過ごした。ご馳走様でした。

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