今日はまた寒い位置日になりましたね。朝からあんなにお日様が覗いていたのに、時々雨が降り、また真冬に戻ったような日になりましたね。先週の土曜日に無事「春のつどい」を終えて、また一段と成長した子どもたち。様々なことに挑戦し、頑張ったその気持ちが、歌う声や、劇ごっこの声に現れているように思います。本当によく頑張りましたね。そして、今日からは、礼拝堂で「卒園式」の練習です。今日は花組さんはお部屋でたのしみましたが、その間に緑組と赤組は礼拝堂で初めての練習をしました。赤組さんは、昨年のことをうる覚えでしたが、並ぶ方法も、感謝の言葉もすでにしっかり覚えてきていたのには驚きました。そして緑組も負けてはいません。あの長い「感謝のことば」を大半の子どもたちが覚えてきていました。すごいですね。練習も簡単に一通り済ませて、最後に緑組の歌で泣き始めた子どもたち。好きなお友達とのお別れで寂しく悲しい思いになっているのでしょうね。連鎖反応でこんなに初日の練習で泣き始めたって初めてです。そしてびっくりなのです。嗚咽するくらい泣いていた子どもたちもあり、お部屋に帰っても泣いていた子どもたち・・・どうしよう。本番は。
そう、本番ね?! 新型コロナウイルスの影響で、政府から新たな見解が示され、幼稚園の対応はどうするべきかと悩みます。平穏な、変化のない、普通の日々というものの大切さを改めて感じます。様々な動向を見合わせて、決定していきたいと思います。
でも、保育園では、働くお母さんがおられても小さな幼稚園や保育園の子どもを一人留守番させておくわけにはいきませんからね、その指針には沿わないというものですが。また、なんらかの決定をした時には、勿論みなさんにお知らせしますが、手洗い・うがいの執拗なまでの実施を心がけて、罹患しないように自分を守る術を得ていただきたいと思います。体力をつけましょう!食べて、動いて、そして遊んで・・・。しっかりした抵抗力をつけていきましょうね。
午後からは緑組のみでお礼拝を行っていただきました。イースターを迎えるまでの40日間。いつもより少し長くお祈りをしましょう。優しくなりましょう。という大切な神様の行事を迎える前の準備期間ということを教えていただきました。そして、チャプレン先生から、それぞれの額に、昨年のイースターの前週にシュロの葉っぱで作った十字架を燃やして灰にし、その灰で額に十字架を書いていただいたのです。「優しい心で過ごせますように」と。チャプレン先生が書かれたイエス様が十字架にかかってられる絵(イコン)を見せていただきながら、何も悪いことをしてられないイエス様が十字架そにかかられたお話、そして3日後に蘇られたお話を聞きました。みんな真剣にお話を聞いていました。この幼稚園で過ごす間に、神様のお話をいっぱいお聞きすることがあります。忘れてしまうお話もありますが、でも、きっと子どもたちの心の中には神さまが住まわれて、成長していく過程のどこかで、「神さま」と再び出会うことがあるかもしれませんね。どうぞ卒園してからも神様のお導きお守りがありますように。