昨日から梅雨入り。今夏は猛暑になるという予報もありますね。季節の移り変わりで、命あるものの成長とともに、災害にも繋がるかもしれない、そんな様々なことを思いながら、お部屋での密。私たちのこの場は、群れる、触れるなどを一番大切にしなければいけない場なのにと思うと、フィジカルディスタンスを如何にするべきか、悩みながら子どもたちを守り、楽しい幼稚園の毎日を過ごさせてあげたいと思っています。
昨日は、時の記念日。毎日当たり前で過ごしている時間。子供達の日々、保護者の方々の日々。いかがでしょうか。私たちの日々にこの時間がなければどうしましょうか?
かつて天智天皇が考えられたこの記念日。様々な分野で人と人が上手く繋がる様にするために決められたとか。太陽歴や太陰暦。神さまが創造された天地にあるものが基本とされているのですね。よ〜く考えると本当に驚きです。近江神宮では今も毎年漏刻祭として、時間の大切さに感謝しながら祭事が営まれている様です。
さて、園長が散歩している道すがらで目にする菩提樹の大きな樹。その樹になんと花が開花したではありませんか! この樹の成長ぶりを少しづつ写真に撮り納めてきて、ようやく、いえ、こんな花が見事に咲くなんて思ったこともなく、(なんとなく聞きはしていましたが、)自分で確かめたのは初めてで、思わず立ち止まって、見入っていました。そこには、大きな蜂さんが大きな羽音を立てて蜜を吸っているのです。この出会いも、じつは、毎朝ほとんど同じ時間に、同じコースを歩くからこそ、その変化ぶりを目にすることができるんだなあと、昨日の時の記念日を思った次第です。
今日は、朝から、お母さん方ありがとうございます。雨の中、子どもたちの手を引きながら、送ってきてくださいまして本当に感謝です。
雨の日。はてさて園内では・・・。新しい粘土をもらった赤組と緑組は、嬉しい笑顔で、みんなが粘土細工に挑戦していました。この粘土細工は、子どもたちの手先にとっては、とても大切な遊具なのです。もちろん創造性を育むためにも。ぜひお家でも。
お時間になってからMHの素話。「王様の時計」というお話に聴き入っていた子どもたち。様々な表情でとても楽しい時間でした。宿題が出たそうですよ。何人のお友達が答えを持って、明日登園してくるのでしょうか? そして、みんながこの大切な時計によって、自分を律し、守らねばならないことがあることにも気がついていける様に、守らねばならないことができないときには「迷惑」というふた文字にも繋がることを少しづつ学んでいけるといいですね。
幼稚園のホールには、柱時計。その時間になったら、その数だけ音がなる。昔は当たり前でしたが、今はデジタル。子供達の中には、時間と音の数が繋がらない場合もあります。日々の生活の中で自然に学べる良きツールとして・だから幼稚園で使っています。
明日もお時間までに登園してきてくださいね。早寝早起き!よろしく