4月の生活表より・・・。

 ご入園・ご進級おめでとうございます。4月になって寒さが戻り、桜の花も殊のほか長く楽しめたようです。昨秋に卒園生が植えてくれた花々も綺麗に咲きそろいました。その中で迎えた、進級式と入園式。進級式では、胸につけてもらった名札の色が変わったことへの、子供たちへの自覚があちこちから伝わってきました。そしてさすが、緑組になると入園式に来られた新しいお友達を玄関に出迎え、しっかり先生のお手伝いができました。入園式は残念ながら雨になりましたが、子供達61人とイギリスから短期受け入れの2人を合わせて63名がホールに揃いました。そして、その保護者の方々が大勢お越し下さいましてありがとうございました。子供たちには、異年齢での関わりの中で、それぞれの繋がりをもって、教えてもらい、自分でやってみて、たくさんの経験を重ねて、そのお子さんなりの成長を歩んで欲しいと思っています。

 今年度、お世話させていただく教職員は12名(入園のしおり参照)が上手に連携を保ち、保護者の方々のご理解とご協力を得ながら、一人一人の個性を十分に把握させていただき、神様からの宝物である大切なお子さん方の成長を守り導いて参りたいと考えております。

 今年度は、「平和」といういとも難しい主題の下、子供たちにその言葉とともに、どのようになること、することが「平和」なのかということを、戦後70年である事も心に留めながら、保育の随所で考えていくことができれば嬉しいと考えています。私たちが置かれている「今」は、実に平和なのでしょう。世界に目を向けると「平和」って何?と問いたくなるような環境に置かれている子供たちが多くいます。大人になって「平和」が幸せであることのとても大切なことなのだということに繋がるように、真っ白な子供たちの「こころ」に「幸せ」をしっかりと与えてあげたいと思います。進級式の時に子供たちは、仲良くすること、わがままを言わないこと、許してあげること、小さいお友達のお世話をすること、お友達を誘ってあげること、助けてあげること等々、「幸せ」に対して様々な気持ちを伝えてくれました。今年一年も共に幸せであるよう、子供たちの安心できる場所として、神様のお導きを祈り、お互いを考え合いたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。