12月の生活表より

 早いですね。2学期は夏・秋・冬と3つの季節を経験しながら、今年ももう師走の時がやってきました。2013年という今年は、みなさまにとり、どのような一年だったのでしょうか。度重なる大きな自然災害を誰が予想したでしょう。自分の住んでいる家が波にさらわれ跡形も無くなるなんて。山崩れで家が押しつぶされ、大切な家族の命が奪われるなんて。早々と積もった雪が崩れて冷たい雪の下に埋もれてしまった命。そうかと思えば、伊豆大島では海底からの噴火で新しい島が隆起したとか。大きな地震に繋がらねば良いのですが・・・。未だに自由に外遊びの出来ない子ども達。皆様にお世話になったどんぐりや松ぼっくりは、連盟にお届けしました。どんぐりは水で洗い、線量を調べ、でも遊べない状態。とても悲しい幼い頃の思い出になるのでしょうね。また人的にも多くの被害がありますね。50年前と言えば中学三年生だった私、東京オリンピックに湧く一方で、ケネディー大統領の暗殺がテレビで報じられ、登校前、テレビにかじりついてそのニュースを観ていたのを覚えています。そして、七年後には再び東京でのオリンピック。何やら大金にまつわって不穏な空気も流れて・・・。人と人との争い、殺し合い、騙しあい、虚偽、誘拐、日々の糧が与えられずに亡くなる人、生まれもっての不自由さを余儀なくされる人・・・。ここに記しはじめたら、次々と書かねばならなくなりそうです。辛い事象ですね。しんどい内容ですね。皆様の周りでこんな風に困り感をもっておられる人に会われたことはありますか。その時どのように感じられますか。子どもさんと共に新聞を目の前にしていろいろな話し合いをされたことはありますか。それぞれが置かれた立場を日々感謝されていますか。

 今、子ども達とクリスマスをお迎えする為に、神様に「ありがとう」をする為に、少しでも上手に、少しでも綺麗な声でイエス様のお誕生を賛美できるように、そして、まだ神様を知らない方々の為に、大きな声ではっきりと説明(物語)が伝えられるようにと一生懸命練習に励んでいます。少ない人数の緑組を助ける為に、1年生と日曜学校に来ている2年生がお手伝いしてくれます。そして、聖歌隊の方々、共に礼拝をお捧げ下さる方々全ての方と共に、優しさを、親切な思いを、譲り合いを、励まし合いを・・・。縦と横の素晴らしい関係を紡ぎあって、お互いを思いやり、わかちあい、神様の愛の光り輝く静寂なクリスマスをお迎えいたしましょう。

Merry Xmas!