なんと快適、マンション住まいだぜ!

♩カエルさんは雨が好きで好きでスキップ、って歌ってくれるけどさ、今日はなんて暑い日なんだ。礼拝堂前の紫陽花も綺麗に咲いているけどさ、きっと雨が恋しいに違いないよな…。 僕たちもお祈りしよっかなあ。「神様雨を降らしてください!」って。

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でもさ、同じ様に雨が好きなものでも、ぼくたちは幸せなのかもしれないなあ。何故って? だってさ、「マリアおかざき マンション」に暮らすぼくたちは、いつも水があるし、自分で取らなくっても朝になったら、いきものがかりがお箸の先にくっつけてゴキブリを食べさせてくれるしさ、尚子先生が買ってきてくれるこの餌は、たまらん美味しいんだ。そして1号室から5号室のそれぞれの部屋にいる僕たちはお外で思いっきり遊んでいる楽しげな子ども達を喜ばせることもできるし、石の上に座っていれば、誰かが「座ってる、座ってる」と言って、愛おしく見つめてくれるしなあ。こんな幸せなことはないのかもしれないなあ。て思う。最初は追っかけられてびっくり仰天したけどさ。でもな、ちょっとドキドキしていることがあるんだ。それは僕たちにとって嬉しいのか、寂しくなるのか何のドキドキなのかわからないんだけれどな。今朝お玄関で「18日にお里帰りさせますから???」て聞こえてきたんだ。何の話なんだと思っていると、このマンション住まいもあと10日ほどになるらしいよ。生まれ育った田んぼに里帰りらしい。なんでもおじいさんのその田んぼに田植えに行くから連れて帰るって!  ひゃあ〜〜〜。うれしいなあ!! でも、近頃自分で餌を取らなくなったから、腕が鈍って上手く餌が取れなくなっていたらどうしよかって思うとちょっと心配なんだ。お母さんに会えるかもしれないし、嬉しいんだけどいけれど、お母さんはきっとこう言うよ。「もう大きくなったんだから兄弟仲良く協力して生きていきなさい!」って。仕方がないよなあ。いつまでも甘えているわけにもいかないし、生きていくためには、自分のことは自分でしなっくっちゃなあ。なあ、みんな! あと少しなんだから、思いっきり可愛がっておくれよな。俺たちのことを忘れないようにな。よろしくな。

よろしくな。たのむよ。

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