朝夕、涼風が立ち凌ぎやすい「小さな秋」がやってきました。日中の木にはツクツクボウシ、草の中では虫の声、大空はとても綺麗な青空に鱗雲。礼拝堂前には赤いサルスベリの花が咲いて、みんなの登園を見守っています。正しく季節の移り変わりです。
今日は、天候に恵まれた気持ちの良い二学期のスタートになりました。夏休みのカレンダーを持参。久々に箒を片手にチャプレン先生のお手伝い。お家にバッタがいたと袋に入れて持参。バザーの寄贈品受付、ポップの係り、ラッピングの係り…。お母さん方の自転車は、今日から新しい駐輪場(園長の車を止めていた場が駐輪場に)等々、続々と子供が、大人が集まってきて、久々に元気な声の響く幼稚園になりました。
長いお休み、お母さん方、お待ちどうさまでした。ようやく幼稚園が始まりましたよ!
子ども達は久々の園庭で、車遊び。 BSの倉庫が移設され、そのあとのブロック塀も綺麗に塗られ、プールも収納されて少し広くなりました。
お時間になると、ホールの壁には、7月21日から捲ってもらっていないカレンダーが捲ってもらえるのはまだかまだかと待っています。緑組の先頭さんから、赤組・花組そしてpre-preの二人がめくると、ようやく今日が現れました。めくらせてもらった人は、自分で半分、半分に畳んで椅子の脚の下に挟み置くのですが、pre-preがめくって、畳もうとしていると、緑組が駆け寄りお手伝いをするのですね。すごいでしょ! 本当に。
自然に、自分の弟妹でもないのに、駆け寄ってお手伝いをするのですから…❤️
そして、夏休み中には、かつての駐輪場に、大きな箱が運び込まれ、可愛い滑り台が設置されて、ひつじの囲いの中は可愛いplay ground になったのです。今日は、お礼拝のあとpre-preが使いぞめをしました。ここは、メリーちゃん・pre-pre・花組さんの0歳から3歳までの対応滑り台です。お砂場はまたお時間のたっぷりある時に使ってみましょうね。ここで小さな子供たちが遊ぶ姿、きっと可愛いでしょうね。そして、ちっちゃい時から、砂に、滑り台に慣れていろんな感覚を肌で覚え、気持ち良い、嬉しい、楽しい、できた…を経験していってほしいと思います。ルールもそのうち覚えながら。
そして、今日はこんなことがありました。
神様って素敵! ちっちゃな種にいのちの息を吹き込んでくださったのですね。花組さんのYくんが、食べた後のスイカの種を、お母さんが用意してくださったプランターに蒔いたそうなんです。「スイカができるかもしれへんで!」と。「そんなん出ないやろ」と思いつつも、次々出るわ出るわの芽・芽・芽。プランターに分け植えして、見守っていると花が咲き、シマシマ模様のちっちゃなスイカの赤ちゃんがついたそう。それでも見守っていると・・なんと10センチほどの小玉、小玉スイカがいくつもできたそう。その一つを持ってきてくれたので、半分に切って先生の代表、緑・赤、花のそれぞれの代表が試食。「ずっこ〜〜!」と言われましたが、赤いところはほんのり甘く、しろ〜いところは、やはり白の味。でも、こんない小さなスイカの小さな種にいのちが宿っていたんですね。暑い夏のお日様と時折降った大雨のおかげかもしれませんね。神様ありがとう。Yくんごちそうさまでした。小学生のお兄ちゃんはこの観察が立派な夏休みの宿題になったそうです。一石二鳥!! 大切に育てると良いことがあるのですね。
来週から、きっとまたいっぱいの発見や、出会いや、楽しみや、嬉しさや、悲しみ等々たくさんの経験をしていく日々になるのでしょうね。この二学期の子供達の成長がとっても楽しみです。神様どうぞこの二学期も私たちをお守りください。