今朝も湿気をいっぱい含んだ空気。重たいなあ!暑いなあ! なんて蒸し暑いのか!
でもお庭のプランターには、今日、緑組さんがお父さんお母さんに変身するために準備がなされていました。どんなお野菜のお父さんお母さんになるのでしょう。きゅうり・トマト・・・子ども達にどうぞお確かめください。そして、10時ごろになったら、緑組全員出席の中、H先生の前に勢ぞろい。土を掘って苗を植えるには? ビニールポットからどんな風に出すのか。どこを持てば良いのか、ここを持ったら苗が折れてしまうことに注意しながら取り出し、しっかり土に埋まるように植えること。穴を掘って除いた土を優しく苗の周りにかぶせること。そして、雨水タンクからの水をジョウロに汲み、優しく苗の下に水をかけたのです。そして、お野菜の名前と自分の名前を土に埋めて、誰のお野菜かがわかるようにしたのです。ご覧ください。明日の朝にお庭に回って親子でご確認ください。どのお野菜のお世話をするのか。美味しいお野菜ができるのは、強い苗であること。お日様や雨の栄養をもらって大きくなるように、要らぬ草を取って、土からの栄養をしっかり苗が吸収し、花を咲かせ実をつけるように。そしてお日様に照らされて熟していきますように。一人一人がこのお世話をする事は、自分がご両親からのお世話を思い浮かべて視点交換(情報を自分のものとして実施)させていく事=真似るという事でその感情が理解でき、共有でき、他のものにも自分の愛情を注いでいくという事なのですね。人間同士も大切ですが、こうしてお野菜を通して自分の行為が認められ、喜ばれ、満足できるという事は、子ども達にとってこの上ない喜びにつながるのです。フレーベルの大切な教えの一つでもあります。明日は雨? さあ、これからの毎日、登園する楽しみがまた一つ増えましたね。どうぞよろしくおねがいしますね。赤組さんや花組さんにもご馳走してください。楽しみにしています。