花ぐみさんを迎える前に

今日は寒かったですね。幼稚園のホールでも暖房がつきました。明日は、pre-pre、花組赤組、緑組と全員がホールに集まって練習の予定です。その前に、今日は、赤組と緑組のもうちょっと上手になってほしい歌と劇ごっこを練習しました。劇ごっこは、まだ長くて、台詞を覚えていなかったり、大道具の出し入れが遅かったり、忘れていたりということがあるので、ただただ時間を短くするということのみではなく、子ども達、特に緑組と考えてみました。どうしたら、テンポよく劇ごっこが出来るのかを。すると、台詞を覚え、気持ちを込めて話すこと。道具の出し入れを忘れずに責任を持って行うこと。台詞をしっかり大きな声で言わないとお客様に届かないし、やり直ししていては時間がかかるよね。さあ、どんな風に劇ごっこができたでしょうか。今日の緑組の台詞は見事でした。どの子も頑張るぞ! との思いでした。だって、朝から園長先生に「今日はまた見に行くよ。まだまだ上手になっていなかったら、喝を入れるからね!」と言ってみると「かつって!」そうですよね、そんな言葉知らないですね。知らなくても良い言葉でもありますが、、「とんかつと違うしね。頑張りなさいって言いに行くの」と。そんなことを言われて、小さい声ではダメ!とわかる緑組なのでしょう。それぞれが相乗効果とも言うべく、それはそれは、みんな上手でしたし、ハキハキと立派に台詞が言えていました。もう大丈夫!でも、大道具の出し方や、その道具そのものをもうちょっとみんなで力を合わせて頑張ってみよう、忘れないように、次の行動に移しやすいようにと、緑組だけで、お昼から小礼拝堂で話し合いをしたのです。みんな一生懸命考えて少々担当を変更し合った場面もありますが、この劇の初めから終わりまでがスムーズに進むようにと考えてみたのです。さあ、明日、実行できるかしら?子ども達がスムーズに劇を進めるためには、事前に大道具も揃えておかねばなりませんね。もちろんそのチェックは先生の責任。そんな色なんことを考えながら、今日の日を終えたのです。

あっそうそう。朝のお歌を歌っている時に、ちょっと歌の歌詞を振り返ってみました。

「真っ赤な秋」の中で、呼びかけているって? どういうこと、誰が誰に呼びかけている? 訪ねて回るって、どういうこと? 「例えば、H先生が家庭訪問の時に、・と・と・のお家を訪ねて回りました。って?」「はい!」と手が挙がりました。こんな風に言葉を並べて歌っているだけでは、その情景も意味もわからずに歌っていれば、どんな気持ちで、どんなところで、どんな風なことを感じて歌って良いのか、きっと全くわからないでしょう。日本の言葉の大切なところでしょう。最近の歌はテンポよく楽しげですが、言葉がちょん切れ、何を話しているのかな?と首をかしげることも仕切りですねなので、子ども達の知らない言葉を掘り出して、できるだけ子ども達の耳に触れるようにしてあげたいと思うのです。今朝も、病み上がりの Eちゃんが喉が痛くて食べられなかった食事ですが、「熱が下がると、おうどんをしこたま食べたんだって」と。そしたら、「しこたまって」と問い返してきたではありませんか。しめしめ! ああ、楽しいね。言葉のやりとりって。

午後から、劇ごっこのあれこれを考え、相談し終わった時「はい、今日の国語の時間はおしまいです」と伝えると「え! 国語の時間?」「そう、こうして色々考えたり、ご自分の考えを発表し、みんなのことを話し合って、考えてあげたりすることって、とても大切な国語の時間なんだよ。学校へ行ったらね。」と、そしてさらに、「大道具の出し入れは自分でするんじゃなくて、お友達のためにしてあげて欲しいの。そして、してもらったら、お互いありがとうをしながらね。だから・・・のお役はお当番を代わって欲しいと思います。」と話すと、「じゃ、・・と・・ができる」なんて言う自発的な意見もとびたしたのです。さあ、していただいたことへの「ありがとう」の交換が感謝祭へとうまく結びつきますように。

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