今日はまた、寒い日でしたね。今日はハロウィーン。キリスト教では、明日が諸聖徒日亡くなった方々を覚えて祈る前夜祭。魔女やお化けに仮装したり、素敵なドレスを着て仮装したり…。いまや、新宿の街のようにNight time economy として観光のための大きな資源にしようとの動きも見えるほどの商業ベースに乗っていますが。 そんな日の今日、私たちの幼稚園には劇団「つちのこ」が来園。「ヘンゼルとグレーテル」を見せてくださいました。BGMはフルートを演奏してくださるいつもお世話になっている方々その息のあったコラボはとっても素敵。子ども達もちっちゃなお友達もお母さんも先生も、本当に楽しませていただきました。間近での本物に触れて、素敵な演奏を聴かせていただき、アマチュアとは思えないほどの手作り感満載の人形達には、毎年驚かされます。そのわざと言ったら、毎年グレードアップ。かつて、卒園を迎えた子ども達のお母様方が、お別れ会で見せてくださった人形劇が、このつちのこの始まりなんです。フルートのリーダーは、ご主人様Yちゃんが卒園生。お子さんやご親戚の方も卒園生。人形を操作し、声色を変えて出演してくださった5人のうち3人が、保護者であり、卒園生。直接卒園や保護者でなくても今ではみなさんがこの聖マリア幼稚園の大切な方々です。この聖マリア幼稚園を知って下さっているからこそのセリフも登場。笑を誘い、うれし涙を誘っての、感慨深い公演でした。本当にありがとうございました。来年も楽しみにしていますね。そして、ご主人さんのかつてのアルバムをご持参いただき、昔、園長が担任をしていた3歳児の時のその写真や言葉、また今は亡きそのパパのお母様など、懐かしいお顔を拝見して昔を思い出していました。そして、いまもこの園に根ざしている(踏襲している)幼児教育への思いをアルバムの中に見つけ読んだ時、T先生の目から涙がこぼれたのです。「すごい!」と。今から47年前のそのアルバムです。いえ、既に60余年前の園長が卒園した時にはこのような手作りのアルバムが存在し、中に書かれた言葉はしっかり今につながっているのです。幼児教育にかけるこの園の先生達の思いは、引き継がれ、「いつでも帰っておいでね」という、在園生のみでなく卒園生一人一人をいつまでも見守りたい思いでいるのです。いつも神様のお見守りの下に。
今日は、楽しませていただくのみではなく、子ども達の笑顔から、心新たに日々前進を志さねばならないことを心に留め、ここでみな様とのご縁をいただいていることに感謝した素晴らしい時間を過ごさせていただきました。感謝 !! Thank you again !!
「栴檀(せんだん)は双葉より芳し」聖マリアの子ども達、幼い時からそれぞれに神様からご両親から、タレントを頂いていることに感謝し、生かせるようにしましょうね。