今日は、朝から涼しい風が吹き、気持ちの良い日でしたね。夕方には少しづつ蒸し暑くなってきましたけれど。今日は、pre-preちゃんにお邪魔してみました。みんな楽しそうに、三輪車で遊び、ボールで遊び、T先生が持ってきてくださったフープで遊んでいました。屋上のテントの下には気持ちの良い影ができていて、暑くなれば影へ。フープを跨ぎながら前向きに歩く。蟹さんになって歩く。両足飛びをやってみる。転がしてみる。回してみる。体を通してみる。そして、テントの梁からぶらさげたロープのコブ(結目)に食らいついて、ぶら下がってみる。下の紐を持って、回旋塔のように自分で回ってみる。いろんな動作を、お友達の動作を見ながら真似してみる。自分でできなければ、先生に助けを求めて、いっしょにやってみる。その一方でひたすら、三輪車を漕ぎ続けるHちゃんとRちゃん。ほんの30分余りですが、とっても楽しかったね。
この年齢の大切さが漸く認識され始めました。自分の意識がしっかり持てるようになり、自分の思いが表現できるようになってくるこの頃は、いっぱいいっぱい驚くほどの吸収力を発揮して、怖さ知らずで前に進める場合もあるのですね。そうすることで、自分の身をどのように動かすのか、物に対しての対応の仕方(身の避け方、受け方等々)を学んで行く最初の一歩でもあるのです。出来ても出来なくても、お友達と一緒に「やってみる」ことで、楽しいことがわかり、自分でも出来るようになりたいと思うことが嬉しいんですね。挑戦するのを見て、できた時は大きく褒め、もうちょっとと思うときは知らずに助けて、あたかも自分で出来たかのように援助する。あるいは、「したい」ことを先生に告げて、助けてもらうことの大切さ。意思表示ですね。でも、その表現も2歳児は様々、言葉で? 目で? 手を引っ張っていく等々など、それを受けて先生はどうしてあげようかと援助の手を伸ばしていきます。この年齢の育ちをゆっくり大切に大切に育んでいきたいと考えています。いろんな経験をいっぱいしてもらいながら。そして、ワンランク上の花組へ、赤組へ、小学校へつながる緑組へと各学年の、またその中のそれぞれの育ちを見届けていく毎日でありたいと思います。