今日は、朝からちょっと訳ありで、二階のお部屋まで行ったけれど、後ろから密かについていくと入室しずらくなっていたそのお友達。手をつなぎ、肩を抱いて入り口まで。
入室した後は、手を離して見守り・・。ご自分のboxの前で、花組やpre-preの子ども達が遊んでいるにを見ながら佇んでいるところに合図を送って、「さあ、準備開始」良かった！ 100％解っているのに、我慢の出来ない日があるのですね。子ども達の毎日の中で、疲れが溜まってくると、自分でもどうして良いのかわからない間に、思いもよらない言葉や態度で抵抗することもしばしばあるのでしょう。でも、どんな場合だって、朝、入り口でお受けします。自宅までお迎えにだって参ります。子ども達の為ならば。
そんな中、二階のお部屋ではいとも楽しげに、pre-preはお雛様を作り、自動車を抱え、またpre-preも花組も一緒にブロックやおままごとで遊びを楽しんでいました。
今日も子ども達は、劇ごっこの練習、リズム合奏の練習に勤しんでいましたが、お母さんの美味しいお弁当をいただいた後、赤組と緑組は思いっきり園庭で遊んだのです。ならば、様子を見に行こうかとやおら出かけて行きました。お庭の紅梅・アーモンドの可愛いちっちゃなピンク色、そして、プランターのチューリップ。紫陽花の新芽。春は今か今かと待っているようでした。
そして、お庭で遊んでいる子供達は、お日様に映された自分の、お友達の、先生の影を追いかけて「影踏み」をしたり、赤組さんはビッグライダーに、追っかけっ子に興じたり、みんな幸せな笑顔を見せているのです。なんていい光景なんだろうなあ。と見とれていました。
そして、緑組の女の子が代わりばんこにブランコを漕いで、それも二人乗りで楽しんでいるではありませんか。私が近づくと、「写真撮って！ ブログに載せてや！」とのご要望。「OK!」とご要望にお答えして、ブランコの楽しさを何枚も撮ってしまったのです。そして、かつて大昔、おてんばだった園長は「立ち乗りの二人漕ぎはしたことないの？」「へえ、怖いやん」「なんで、もう緑組なんやしやってごらん！」「危ないししたらあかんって言われてるし」「大丈夫、手を離さなかったらいいから。緑だから大丈夫」すると、今までしたことがないから、どうしてブランコの板に立って良いのかわからず、同じ方向を向いて立とうとして「できひ〜ん」「そらそうやん、同じ方向を向いているしやんか。向かい合って立つの。一人がここに足乗せて、もう一人がこうしてここに足を乗せてごらん」と説明すると、あっという間に漕ぎ始め、ペアを替えて楽しみ始めたのです。二人乗りがちょっと怖かったお友達も、二人の立ち乗りを上手に乗ることができるようにもなったのです。ああ楽しかった！！ね。緑組だからできること。注意してならできること。お互いに約束を守りながら遊ぶとより一層楽しさが増すというものです。確かに、幼稚園という場で怪我をしてもらってはえらいことです。でも、やらなければその危なさも、注意を払うという事も体得出来ません。ブランコで前周りや後ろ周りをしていたかつてのマリア幼稚園園児の教えもまんざらではないことを覚えていろんなことに挑戦して欲しいと思います。また、遊ぼうね。私も乗りたかったなあ！
お時間になったら、自分たちの手で綺麗に乗り物が並べられました。
