今朝は、比叡山の方にあった黒い雲が、だんだん幼稚園に向かって南へ南へと近づいてきました。もしかしたらしぐれる?かと思っていましたが、風が吹いていたお陰でその雲は離れて行き雨は免れましたね。園庭で半袖で頑張る子どもたち。ホールではご自分の描いた絵を持ち帰る為にその袋にお絵描きをしている子どもたち。終わったらお庭へGO! 楽しんでいましたね。
今日のpre-preちゃんの4人はお庭へ。下のホールでちょうどお礼拝中だったので、賢く座って待っていましたね。遊び終えた時には、お兄さんやお姉さんがゲームをしている隙をぬって通り過ぎました。お母さんと離れられずに泣いているお友だちも手を振って超ご機嫌でした。
今日は、M先生が午前中頑張りました。お礼拝・素話、その後のスキップも、ゲームも・・・。今日の素話は、かつて園児だったM先生が園長から聴いたというこのお話を自分で子どもたちに聞かせてくれたのです。そのお話は「ポケットのないカンガルー」のお話でした。そして、それをホテルグランヴィア京都の「春の集いの劇ごっこ」で演じた由。園長は、いつにそのお話をしたのかさえ覚えていなかったのですが、幼いMちゃんの記憶に残っていたようで、とても嬉しく、嬉し涙が滲んできました。その後お母さんにその絵本を買ってもらったそうです。改めて素話の大切さを思い知らされました。Mちゃんありがとう。今の子どもたちも、こんな風にしてマリアの先生になって戻ってきてくれた時に、お話ししてくれると嬉しいですね。今の緑組の中には、3人がマリアの先生になりたいと言ってくれているんですよ。初めての大人として接する私たちの責任はとても重いと思います。頑張らねばね。
先生のお話に一生懸命耳を傾ける子どもたち。
その後のスキップ捕まえ。
スキップをしている間にいつしか、緑組の子どもたちが・・・手をつなぎ合っているではありませんか。楽しそうでしょ。すると赤組さんも・・・。みんないい顔してますね。
捕まえが終わった後はペアスキップに。そのあとはその倍の4人スキップに、そして・・・その次の8人、いえ9人は残念ながら放射状になってのスキップはなかなか難しくて断念しました。でも、スキップってこんなに楽しいものかと思わされる位子どもたちは楽しむのです。
そのあとは卒園前の恒例のゲーム。それは卒園する緑組さんが「自分のしたいゲーム」をさせてもらうのです。後2人がまだしていなかったとか。そのうちの一人が「たま隠し」で、恩物をどこかに隠して、それを見つけてもらうゲームなのです。隠す子ども以外は廊下に出て隠されるのを待ちます。合図で部屋に入ったら・・・探します。見つけても何も言わずに椅子に座ってみんなが見つけるのを待ちます。合図とともに見つけられなかった人は真ん中の黄色の丸へ・・・。
一番に見つけた人がボールを取りに行きます。大人からすればなんでもないゲーム。でも、約束は見つけても教えない。持ってこない。自分の見つける(探す)力が試されるのです。注意深さも求められます。お友達が見つけて座っていくその動作を目に入れながら、気づいてそのあたりを探しにいくという行動も取らねばなりません。結構難しいものです。時には、2つのボールを使うこともあります。隠す人は、保護色を探して巧みに隠します。また参観日の時にしてみましょうね。お母さんもお楽しみいただけますよ。
教会会館の横に咲いていたお花をみつけたHちゃん。そのお花の名前を伝えてくれたMちゃん(さすが)、とても良い匂いのする沈丁花。昔は卒園式で卒園生の胸にコサージュとしてつけていました。挿木をするといっぱい増えるからなのです。「永遠」という花言葉もあるそうです。どんどん繋がって広がってほしいという意味を込めて。でも、胸につけると鼻のすぐ近くになってアレルギーの症状が出てくる人もあったので、残念ながらやめることにしました。皆さんのすぐ近くでも花開いているでしょうから、見かけたらちょっと立ち止まって眺めてみてくださいね。
その後、待ちになった訪問昼食タイムです。1人は緑組の先生に挟まれて。4人は事務所で食べている4人の先生たちと。後の6人は赤組さんのお部屋でと。自分が希望した先生と共にランチを楽しみました。事務所組は、食後の休憩の数を先生とのジャンケンで決めました。一人目の先生に負けたら100。2人目の先生に負けたら200。3人目の先生に負けたら300。4人目の先生にまけたら400を数えるというものです。さあ、結果は・・じゃじゃ〜ん300でした。みんな一生懸命声を出して数えていました、周りのお友達との数に惑わされながらも・・・。
数え終わった時の「やったー !」お疲れ様でした。また明日は違うお友だちをお迎えます。明日は何を考えておこうかな?楽しかったよ。また明日。