朝の自由遊びには、お正月遊びのかるたやカードゲームなどに今日も余念ありません。花組でも、かるた大会をしたり、pre-preと一緒に思い思いの場所で一生懸命遊んでいるんですね。本当に子供達って元気いっぱいです。何よりも幸せな時間ですね。そんな中考えてみました。そう、今年の干支はイノシシ。猪突猛進なんて言いますが、イノシシはどちらか言うと大人しい。運動神経が優れていて跳躍力は110cmの策を飛び越える。走る速度は50kmと車並み。嗅覚が優れていて人間の数千倍と言われる。そして、雑食性で動物性も植物性も、人間が捨てた生ゴミまで食べる。なんて書かれていますので、決して清潔ではありませんね。でも意外や意外大人しいんですって。そんなイノシシが出てくるお話を聞いたんですね。「十二支のはじまり」これは毎年恒例の3学期はじめの素話。赤組と緑組は、ホールの筋に座りますが、丸には慣れません。だって、2クラスでは、人数が足りないからです。で、小さな丸になって、お話を聞き、歌もその小さな丸に立って歌うとお友達の声がしっかり聴けるのですね。スキップやゲームは集中する時間を解くときに始めます。だから、集中してほしいと思うときは、みんなのお顔が間近に合わせられる小さな丸になることが大切なのですね。そんな風にして聞いた干支のお話。十二支の中で神様のところにやってきた最後の動物なのですね。干支に指名されたイノシシ、おめでとう。干支のしっぽさんだよ。来年は干支の先頭さんになるネズミ。ご家族の中の干支はなんなのでしょうね。みんなで考えてみて下さい。
2階でも思い思いに遊んでいます。暖かな日差しを受けて、おままごとコーナーなどは小さな「春」がやってきているようでした。上でも下でも、縦のつながりを持ちながらの自由遊びです。
お礼拝の後、「十二支のはじまり」のお話を聞きます。そして、積み木に十二支が貼ってあり、場所替えの記憶装置ゲームです。それから「一匹のぞうさん」の十二支バージョン。12年(人)で一回り、さあ、みんなを誘うのに何回かかったのでしょうね。
一つのゲームをしても,その折々で歌詞を変化させて楽しみます。そして、子ども達が歌を歌う時、それは楽しいとき、嬉しいときなのですね。子ども達が歌うときお母さんも一緒に歌ってあげてくださいね。その歌は、あるときは童謡であってほしいのです。様々な情景を歌い、感情を歌い、叙情歌なんですね。歌詞を変化されることの中に、その歌の歌詞を聞いて、「解る」ことに繋げてほしいのです。
この、イノシシ年の1年に、お家での目標は決められましたか? 小学生の兄姉がおられるところは、きっと決めておられることでしょうね。年のはじめに、子ども自身に先を見越して自分を考える大切な時としてほしいと思います。1月も上旬が過ぎました。この1年の日々も大切に過ごしましょうね。