美味しい実ができますように。愛をもって育てます!

大きな八つ手の葉っぱを登園途中で拾って持ってきた姉妹。本当に大きいですね。

いったい誰がこんなに大きくしてくれたのでしょうね。

育つってことは、家族にとりとても大切なこと、嬉しいことですね。今日は、年長組の子どもたちが、自分のお野菜の苗を植える日なのです。フレーベルさんのお庭のように

数日前から心の準備をしていた子どもたち。いよいよです。小礼拝堂で、畑のお姉さんに変身した朋子先生の説明を一生懸命に聴く子ども達。育つために大切なもの3つは何? ◯と◯と◯そして、もう一つの4つ目は「愛」だと話した先生。見えないけれど、それは大切にするということをずっと前からチャプレン先生から聞いていましたよね。そうなんです。それはとりもなおさず、神様から頂いた大切な言葉。心なのです。嬉しいプレゼント。そして、そこに息ずくのは、世界で初めて「幼稚園」を創られた、ドイツのフレーベルさんが唱えた大切なことのひとつ。「母の歌と愛撫の歌」という中に記されていること。愛して育てる。父(光)と母(愛)と子(生命)の大切な関係を説き、人間教育の出発点は母の愛であると言われているのです。大切に育てるということに通じるのです。そして、成長をし、やがて実を結ぶ。どんな実であってもいい。

一生懸命育てたのなら。それは神様からのプレゼントなのです。さあ、子ども達がお父さん、お母さんに変身し明日から自分のお野菜を大切にお世話し、育てます。いろんな条件に遭遇するから初めてのお百姓さんにはとても難しいでしょう。でも、へこたれず最後まで頑張ってお世話をしてあげてくださいね。お世話することってどうんな風にして? 何をしなくてはならないの? 愛をもって…? きっと美味しい実ができるよ。

私たちの幼稚園で大切にしている恩物。中でも第一恩物はみんなの大好きな遊具ですね。フレーベルさんが考えてくださったのですよ。いろんなものに変身するものね。

 

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お父さん、お母さんに変身して一生懸命苗を植えましたよ。頑張りましたよ。明日から心を込めてお世話します!そして、毎日責任をもって続けようね。がんばれ!

自分は何の野菜の苗を植えたのか忘れないでよ。

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