昨日はよく雨が降りましたね。朝には、雨に打たれたたくさんの葉っぱが落ちていました。そして、次第に青空が広がり気持ちの良いお天気になってきました。今日は、赤組の保護者の方がお一人参観に来られました。昼食までの時間を観てくださいました。お礼拝・①昨日出された宿題(これは感謝祭に向けての導入でもありますが、勤労感謝を考える上で、一番身近なお父さんあるいはお母さんがどのようなお仕事をしておられるのかということです。)の答え、②子どもたちの歌・③リズム合奏(なんでもマーチ・みんな知っている歌3曲)そして、④お手洗いに行く前の先生とのジャンケン試合、でした。その中で、子どもたちが取り組むためのいくつかの「ねらい」があります。
①の宿題=保護者のお仕事を知るのは子供にとって当然のことと思います。「説明するのは難しいなあ」と仰るかもしれませんが、こうして通園させてくださっていること・日々の生活(衣食住)を支えてくださっていることへの感謝に繋がるからです。子供にわかるように説明してくださるということがまた大切な部分なのです。よろしくお願いします。
②緑組と赤組がそれぞれに大好きな歌を歌いました。上手だね。本当に大好きなんですね。
大好きなスキップで気持ちを切りかえます。
③リズム合奏はお当番が楽器を並べるところからですね。その楽器を並べること、かつては楽器の置き場(位置)を決めるのに一つづつテープを貼っていました。そして、もっと前はそのテープはなくお当番の子どもたちが、確実に位置を決めて並べていったのです。そして、今、テープを外し、お当番の人が考えながら前後左右を見定めて並べていきます。(空間認知です)先生からの言葉がけでヒントを得て、上手に並べることができるようになりました。
その時、床板の筋目を活用することも工夫の一つです。木琴の脚の受けに幅があります。その幅という言葉を知ることと共に、音には低音、高音のあることも知らなけれななりません。その音は木の長さによって異なるということ(ピアノの鍵も同じだよと。)もそのうち知るでしょう。一つのことをする時、大人には何でも無いようですが、必ず「ことば」とくっついて意味をなすのです。またくっつけていかないと物事への理解や語彙が増えません。どうぞご家庭でも丁寧に言葉を足して指示し、理解させ、実行できるようにさせてあげて欲しいと思います
太鼓の足を片付けるときには、きっちり蝶々結びができるようになりましたね。緑組になれば蝶々結びもできて欲しいものです。結ぶ方法を覚えることの中には、場(空間)で成し遂げるという大切な部分もあるからです。物が変わっても結ぶ理屈は同じです。ご自分のお弁当の時間と共に練習してきたナフキンのお弁当包みをする機会が失われてきています。折に触れ、いえ、機会を作ってでも、手先、指先の使い方も経験してほしいとともっています。できた !! が可視化されると自身へ意欲へと繋がって行きます。
さあ、お昼の時間になりました。先生とジャンケンをして勝った人はお手洗いに行ける !! がんばれ !!! なんでもないこのジャンケンのグー・チョキ・パーは、子どもとってとても大切な行動の一つです。自分の指で出来るのか、そして勝ち負けが分かるかどうかということです。大切な行動が楽しい遊びの中にいっぱい隠れているのです。親子での対決も面白いですよ。
そして、勝った人は大急ぎで、お手洗いへ・・・おっと。その前に、今日来てくださったお母さんに「ありがとうございました」を言ってお手洗いに行ってください、とのことだったね。一人一人が、お母さんの前に立ち止まって(止まらなかった人も勿論ありましたが)お礼をお伝えしました。そろそろ感謝祭の練習にも入りますので、11月に入ったら参観も控えていただくことになりますが、参観のご希望の方は担任にお伝え気雨ださい。ご相談に応じます。
丁寧にお辞儀ができますね。ありがとうございました。
明日は、園長とM先生がお昼過ぎに奈良まで研修会に出かけます。帰りも遅くなるでしょう。「園長のブログ」はお休みします。悪しからず。