昨日よりは少しましな気温。暖冬とはいえやはり寒い。こんな日に、朝、ホールで目にしたのは、昨日に黄組が作り上げて、また続きをしたいと残していた大きい積み木のホコラ。中は真っ暗にして、懐中電灯で照らしてその中で遊ぶ。子供たちの大好きな基地作りですね。昔、原っぱで見つけた穴を基地にしてよく遊んでいたことを思い出します子ども達って、猫のように穴の中に入りたくって、中でゴソゴソしながら、戯れる。こんな楽しいことはありませんね。自然の中で作ることができるのなら、きっともっともっと、自然物を集めて遊びを広げられるのになあと思います。でも、みんなで中に入ることの楽しさ。これはどこで行っても同じなのでしょうね。楽しそうでした!
お時間になってからの今日は、緑組がジャンピングの日だったので、お二階で花組と赤組の楽しいフープを使った合同保育。玉取り競争ならぬ、フープ取り競争。ピアノが止まったら、フープに入るのですが、一つのフープに二人が入ったらOUTなのです。みんな真剣。ちっちゃな小花ちゃんが大活躍のお手伝い。そして、教材をうまく使って、同じゲームでも変化をつけることにより、集中力に変化が見られ、それに向かう姿勢が異なってきます。自分の体をどのように使えば良いのか、瞬時にしてそれに迎える自身の体の対応。これは、様々な場面において、大人も子供も問われる大切なことですね。何事においてもそうですが、通り一遍のことのみをしているのではなく、臨機応変さに対応するためには、常に様々な対応の経験をしておくことが大切です。
緑組のジャンピングも、今日は跳び箱を低くして跳んでくるっと反対を向きまた跳ぶ。それを何回も繰り返して、体の向きをうまく変化させながらの運動でした。大人なら、そんなに体を上手く丸めて、対応できなくなっていますが、子供達の体って、柔らかい!そして真剣でありながらとても楽しんで頑張っている。いろんなことを行う時に先ずは、楽しいと思うことでなければなりませんね。それ以上に上手になりたいと思えばもちろん苦も伴ってくるかもしれませんが、自分がどこまで挑戦したいのかによりますね。子ども達がこれから成長するにあたって、何を好きとし、何をもっと上手になるのか、挑戦しようとするのか、とても楽しみです。
午後からは、今学期最初の「水曜預かり」でした。羽子板作り。世界で一つの羽子板です。既成の板を使って、自分の好きな絵を描くというものでした。自分の中に「羽子板」というイメージがあるのか? ラケット!(バドミントンの)と思う場合もあるでしょう。でもいいのです。自分の知っている中で、取り組めば。だってお国が異なれば、遊びも異なります。知らないものだってあります。自分が描きたい、楽しいと思えば、今日のお絵かきは上等なのです。書き終えたお友達は、お友達と羽根つきを楽しんでいました。お家に持って帰るだけではなく、うまく羽を板に当てられるように、羽根つきの練習をしてみてください。上につきあげる。相手に送る。自分で何度も自主練でつく練習をする。いろんな方法で、あの小さな板で羽をついてみてください。リズミカルに、タイミングよく、根気よく。頑張れ、頑張れ! 何回続けてつけるかな?
いろんな経験をして楽しみましょう。