今日は節分。やはり朝から冷たさを感じた1日。昨夕に、吉田神社に行った子どもさんもあり、今日は幼稚園に鬼がくるのでは？？？とドキドキしながら、あるいは、お礼拝堂の入り口に入れなかったりと、そんな姿を見せていた子どもたち。
朝から、普通にお礼拝を済ませ、
「春の集い」のご準備に入ったりと過ごしていた子どもたちですが、午後から花組もホールに降りてきて、なにやら、おかしい！？ 先生たちもみんな集まってくるし・・。でも、みんな知らぬふりをしてゲームをして遊んでいると、ドン！ ドン！ ドン！と。緑組は、もう昨年の経験もあり、大きくなってきたので「大丈夫！」という感じで、にこやかに見ていましたが、赤組が泣くわ泣くわ、先生に食らいつきに行き・・。でも、かわいい花組は何が起こっているのか、全くわからず、周りを伺っていたら・・。そう、この赤鬼が現れたではありませんか、先生に飛びつく子、先生のエプロンの下に隠れる子、等々。わんわん泣き・・。そのうち緑組と先生が「鬼は外、福は内」と歌い始めると、こわ〜〜い鬼は後ずさりして、ホールを出て行きました。「ああ、よかったね。」「怖かったね」と言いながら、まだ泣きじゃくっている女の子が数人いて。ああ、かわいそうに！ と思いつつ。恒例の鬼の登場でした。鬼さんお疲れ様でした。
みんなの心の中にはどんな鬼がいるのかな、と一人づつ発表の機会を得て、自分でその鬼を退治しようと考えていました。そして、恒例のボタン豆で「鬼は外」ホールの床に一面に投げられたボタン豆は、「触らないでね！ みんなの鬼がついているから！」と。そして、チャプレン先生に鬼を追い出せたことの「ありがとう」のお祈りをしていただきました。さあ、床に落ちたボタンをどうしてお片付けするのか？ H先生が、「ちょっとさわってみよ！ 今おまじないしたから、きっともう鬼は付いていないと思うし」と。「あ！ 大丈夫。みんなにも手伝ってもらおう」ということで、細かな小さいボタンをみんなが摘みながら拾い集めました。小さいものを摘む指先の動作がいいんですよね。子どもたちにとっては。ひとつ残らずみんなでお片付けできました。そのあとは、これまた恒例の節分豆を自分の年より一粒多く頂くことにしました。自分が何歳なのか、ひとつ大きくなるということはどういうことなのか、ひとつ足したらいくつになるのか、自分でその数を数えてみて、手のひらに乗せてみる、一粒づつ摘んで、食べる。この一連の動作の中にも大切なことが含まれています。そして、緑組さんに「この豆はなんという豆？」「大豆」「これからなにができるんだったかな？」さすが秋の感謝祭の時に勉強しただけあって、「お味噌、醤油、豆腐、納豆・・・」と次々出てきました。美味しかったね。心の中から鬼を追い出し、美味しい豆をいただき、みんな綺麗な心になってHappyな一日でした。ごちそうさまでした。
