すてきなお雛様ができるかな?

3連休はどのようにお過ごしでしょうか。雨・ぽかぽか陽気そして明日はまた寒気が流れてくるようで、3日間のお天気が全く落ち着きませんね。どうぞ体調にお気をつけください。

そして、来週の日曜日は「桃の節句」ですね。pre-preちゃんも可愛いいお雛様とお内裏様を作りました。何回pre-preに参加されているのかにより、まだ糊で貼る作業のお子さんもありますが、みんな一生懸命です。近頃、ご家庭ではスティック糊が当たり前なのでしょうが、幼稚園では自分の指で塗るのが当たり前。自分の指の1本1本の感覚が大切なのです。どんなものに塗るのか、大きいものか、小さいものか、それぞれ指の使い方が異なってきます。糊の量も異なります。糊ひとつを使うのにもこんなことの経験が必要になってくるのです。そして、これを塗ったら「くっつく !!」という楽しい行為があるのです。だから、どこに塗っても良いものではありませんね。大切なお約束の一つでもあります。幼稚園では①自分で好きなように作るのも制作・②先生の指導で、みんなと同じ材料で作るのも制作。何を作るのかにより、いつ作るのかにより、さまざまな方法があります。①は自分で工夫して、大人が見ると何?と思われるものもあったりしますが、それぞれの年齢に応じて「自分が考えたもの」作っているうちに「こんなものになった」場合もあります。これも自ら考えて想像力を働かせて作っていくことの大切さを学びます。②は先生が教えてくださる「ことば」をもって、自分で理解し、考えて、やってみることに繋がります。そこには聴く力・ものの部分がわかり、先生が示すものを見る力、こんな風に作ってみるという真似るという「形」に対しての認識も育てます。そして、先生に教えてもらったものを「作ってみたい」という自らの取り組みに繋がります。大人からすればなんでもない行為ですが、いろんな いろんなことを子どもたちは集団で学んでいるのです。そんな作業をひとつ ひとつ積み上げていく経験をすると、語彙に、指先の使い方に、考えに、楽しさetc.に繋がってくるのです。お家でも言葉を掛けながらいっぱい楽しませてあげてくださいね。出来上がりをお楽しみに。それではまた来週。暖かくしてお過ごしください