天国にいかはったんやな…。

今日はなんてさわやかな秋晴れの日だったのでしょうか。まるで、小谷先生が天国に昇られるその道を明るく照らすように。

今日は、先生の葬送式。昨夜、お風呂につかりながら考えました。「子どもたちのことが大好きだった先生の為に、子どもたちの代表でいいから、ありがとうをしにお式の終わりの献花を一緒にさせていただけないかなあ? 自分たちに少しでも関わりのある方の時に、そして仏式ではない、教会の葬送式を通して、大切な命に触れられる為に」と。で、朝、チャプレン先生にその意向を伝えると、「それなら緑組全員で行ったらどうですか。」と言ってくださったので、お時間になってから、緑組の子ども達に説明することにしました。「子どもたちのことが大好きだった先生だったこと」「聖マリア幼稚園をずっと守ってくださっていた園長先生」「幼稚園が80歳のお誕生日の時にお庭のログハウスや、お二階の書架を買い揃えてくださったこと」(本当は80周年事業として図書室を作ることにしていたのですが、様々なことで計画倒れになりました)「園長先生が今、こうしてマリア幼稚園に居られるように、もう一度聖マリア幼稚園の先生にならないかって誘ってくださったこと」そして、「緑組が代表で、お花をおささげしてお祈りしに行きたいこと」等々を伝えました。緑組はシーンとお話を聞いてくれました。急遽、ご遺族の方にもお伺いし教会の方とも打ち合わせ、朝の保育を進める中で、12時頃にお礼拝堂の前に座りました。そして、2列に並んで、お花を受けとり、献花いたしました。さすが緑組! お約束を守って、静かに綺麗に並び、拝礼して、献花…。そして

Tくんが「天国にいかはったんやなあ…。」とのつぶやき・・・・・。

この子どもたちの心、目に いつまでも、この葬送式の場面が残ることでしょう。そして自分たちがここにいることは、自分たちの知らない方々によって守られてきているんだなあと、いつかそのことが本当にわかるようになって欲しいと願います。15年間の在職の間に色々なことがおありだったことでしょう。でもいつもそれぞれに置かれた立場を形として制し、この方が良い、良くなると思われた時には、実行し、人のために心を砕き、人の心を繋いでこられたんだんあと思います。いち早く宗教法人から学校法人への移行にご尽力下さったのも小谷先生です。本当にありがとうございました

どうぞ、安らかに…。大好きな天ぷらやトンカツをいっぱい召し上がってくださいね。

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