今日は少し寒かったけれど、とっても素晴らしい秋晴れ(晩秋)でしたね。そんなお散歩日和に、花組・赤組・緑組が仲良くお出かけしました。「綺麗な葉っぱを拾いに行く」というもの。どんな葉っぱがあるのかな? チャプレン先生を先頭に、緑組は花組と手をつないでのお出かけです。
くろたに幼稚園の前を通って文殊の塔(西方浄土と言われた階段のてっぺんの場所)の階段を登り、西雲院=紫雲石(昔、法然上人が比叡山での修行を終えて山を下り、西の山を眺めて座られたという石)があるのですよ。お墓を横切り、その石畳も子供達にとっては石飛の遊びへと楽しむ姿がとてもステキ。その前を通って、真如堂へ。
その目の前に現れたこの美しいイチョウと紅葉!! 観光客の少ない場所を選んで、おやつ。
そして本堂の前で写真を撮り、三重塔の前で、お約束をして自由に綺麗な葉っぱを見つけていたのです。本当に綺麗でした。
子どもたちに誘われるままに綺麗な葉っぱがつままれた小さな手、可愛い手のひらに目を向け、パチリと一枚。いろんな葉っぱが見つけられたね。この葉っぱをどうしようかな? どんな風に何ができるのかな? お楽しみですね。葉っぱで花束も。
5月の新緑がしっかり光合成を行い、冷たい風が吹くにつれ、お日様に照らされているところから、神様の不思議な絵の具の緑色が抜けていき、ある葉っぱは赤色が残り、ある葉っぱは黄色が残り、そしてある葉っぱはオレンジ色が残って、色とりどりの綺麗な葉っぱが出来上がっていくのですね。本当に人間の力の及ばない不思議がいっぱいの自然の営みです。11時半にお時間にして幼稚園に向かいましたが、ある観光客の方は大分から来ておられるとのこと。その時間になると本当にたくさんの方が団体で来られているんです。今日の場といい、平安神宮といい、南禅寺といい…素晴らしい環境がすぐそこにある。神様によって創られ、100年以上も岡崎に佇むこの聖マリア幼稚園の存在に改めて感謝の気持ちでいっぱいでした。そして、日の光を浴びながら葉っぱと戯れる子どもたちの姿の幸せなこと。子どもたちの口から自然と溢れる、真っ赤だなのうた。紅葉のプロペラを拾って、風にふわふわすすきの子、プロペラつけた紅葉の子。など先日の感謝祭で歌ってきた歌や2学期に習ったお歌が歌われるのです。本当に幸せな時間を子どもたちと過ごしました。
明日は、雨かな? そして、とても寒くなるという予報。風邪気味の子ども達や保護者の方もおられます。どうぞお大事に
でも、週末にお時間があれば紅葉狩りにお出かけになってはいかがでしょうか。