今朝は、昨日より少しは暖かくて、上着なしでも子ども達をお迎えできました。登園してくる子ども達の中には、ドキドキしながらのお友達もいました。だって、今日は、「節分」幼稚園にも鬼がやってくる。今年の鬼はどんなだろうと、怖いと思いながらも、「鬼」が出てこなければ「節分」じゃない。と。
鬼さん宛にお手紙を書いてきたお友達もあって・・。なんて可愛いんでしょう!
毎晩。まだか、まだかと今日の日までドキドキしてねられなかったお子さんもあったようです。ごめんね。サンタクロースの時の嬉しいドキドキとは全く違って!
でも、そんなことはすっかり?忘れて「春の集い」の練習に懸命な赤組と緑組でした。
花組さんは、見てください。空き箱でこんない可愛い鬼さんを作りましたよ。可愛い花組さんの心にいる「鬼」ってどんな鬼なのかしら?「わがまま鬼」「よくばり鬼」「なきむし鬼」「がまんできない鬼」「ねぼすけ鬼」??。 きっとこの可愛い鬼を作ったことで、みんなの「鬼」さんは、どこかへ逃げて行ったのではないかしら?
お昼から、お弁当を食べてから・・お庭で遊んで・・遊んでいたんだけれど・・お時間になったかと思ったら・・花組さんがホールに来ていて・・「おにさんこちら」のゲームが始まりました。T先生が捕まって・・チャプレン先生を捕まえて「鬼」になって真ん中に行こうと・・その時に・・「ドン ドン ドン」と。するとみんな一斉に蜘蛛の子を散らすように、あちこちの先生の体に、背中にまとわりついて隠れました。そして泣くわ! 泣くわ!「おにやあ!」と。 太鼓を叩く音と共に
「ううぉ〜〜 ううぉ〜〜」「悪いことをしている子はおらんか?」「いませんいません」「お父さん、お母さんの言うことをよく聞いているか」「聞いてます。聞いてます。」「いじめっっこはおらんか?」「いません。いません。」「嘘をつく子はおらんか」「いません。いません。」と何度か、鬼さんとのやり取りの末、「誰も悪い子はいませんから、帰ってくださ〜〜い!」「おにわそと〜 おにわそと〜」と言われた鬼さんは、後すざりをして出て行ったのです。すぐ戸を閉めると、子供たちの泣き声も収まってきて、みんな「ほっ!」としたのです。まだ怖かった余韻を残す表情もありましたが・・。ひとまず「よかった!」ね。安堵したところで、心が強くなるようにと。
ご自分の年より一つ多く、緑組は「節分豆」を、花組と赤組は「えいせいぼうろ」をいただいて、ご機嫌になった子供たちでした。子ども達は鬼さんをしっかりチェックしていましたね。怖かったけれど、楽しかった。良い思い出になったことでしょう。
心の鬼を追い出せたしね。やったー! やったー! 鬼さんお疲れ様でした。