今日は夏越し、水無月を食べて・・・。元気いっぱいで過ごしましょうね。

今日は6月30日。一年の半分が過ぎました。そして夏越の祓いで、神社では茅の輪くぐりをして無病息災を願う・・。キリスト教には、このような行事はありませんが、京都に根付いた大切な文化でもありますね。そして、美味しい水無月をいただく。先生たちも元気に夏を過ごせるようにおやつに水無月を食しました。ちょっと甘いものをいただくと元気が出ます。

と言いながら、今日は金曜礼拝でした。花組さんが一生懸命歌う聖歌。手ぶり身振りを一緒にして体を揺すりながら歌う姿の可愛いこと。子どもたちの成長って、その日その時の一瞬の時に見せるその顔の表情、体の動き、お友だちとの関係、全てが神様のお導きで、それぞれに与えられた時があり、どんどん時が過ぎていくのですね。この幼稚園の時代ほど、振り返ってみると大切で可愛い時はありません。たとえ、そっくりかえって、ひっくり返って大泣きしたとしてもそれは一過性のもの。どうぞ、温かく見守りながら子どもたちを大切にしていきましょうね。世界にたった一人の特別な存在なのですから。

今日のお話は、ヨナさんのお話でした。神様からの命令で、人間の心が殺伐としてきたその町に、神様はヨナさんにニネベに行って、心を正すようにと言われるのですが、ヨナさん自身が神様のおっしゃることを聞かず、ニネベとは反対のタルシシ行きの船に乗りました。ところが大嵐に見舞われ、船長以下、「この船に神様を怒らせている人が乗っているのに違いない、くじ引きで、それが誰なのかを当ててみよう」ということになったのです。大嵐の中でも船底で寝ていたヨナさんがそのクジを引きました。ヨナさんは観念して、「私の責任です。海に放り出してください」と言うと、その通り大海原に放り出され他のです。が・・・さあ、この後どうなったのでしょうか? お子さんにお聞きください。覚えているかな? いつも、どんな時も、ごめんなさいをするように教えてくださり、ずっと神様は守ってくださいます。

 

聖話の後は、必ず本を見せることにしています。子どもたちが素話を聞いて、どの様な想像をしながら聞いているのでしょうか。本により、絵の描き方は色々です。でもその色々な絵の中から、聞いたお話が読み取れる様に、こんな風なんだとその時のお話を裏付けるためです。初めには見せません。紙芝居とはまた違いますね。自分が聞いたそのお話を自分で想像してみる。絵を見て、「あっ !!これは・・・こういうことなんだ・・・」「この人が・・・・さんなんや」と自分の中でもて感じて、昇華して欲しいと願っています。K君は本を見せるお手伝いをしてくれました。日本語も随分上手になってきたね。お友だちの名前もたくさん覚えたね。

緑組のみで行う神様のお仕事のお手伝いであるサーバーさん。今年は人数が少ないから何度も何度もお手伝いができますね。きっとこうしてみんなの為にしている大切なお手伝いのことを大人になっても忘れることはないと思います。あなたたちの言葉で礼拝が始まり、あなたたちの言葉で礼拝がおしまいになるのですものね。大切なお役をありがとう。